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45 a.k.a. SWING-O

プロデュース、ツアーキーボーディストなど様々な顔を持ち、参加したアルバムは100枚を超える驚異のセッションキーボーディスト、プロデューサーSWING-OがTrackmaker『45』として始動。2007年にリリースした1st アルバム「Hello Friends」では70年代ソウルフレーヴァーに日本人的感覚が融合したサウンドと圧倒的な鍵盤さばきでシーンに新風を吹き込んだ。同アルバムは外資系CDショップやitunes music store等でも1位を獲得。そして2009年グラミーノミネートのUSシンガー、ライアン・ショウをfeat.したThe Dawn feat.Ryan Shaw”やI believe feat.Stephanie McKay収録の2ndアルバム「THE REVENGE OF SOUL」もヒット中。 このBLOGは2000円以下限定。高価なレア盤より街のレコ屋にある安価な盤に“歴史”と“未来の種”を探していくBLOGです。DJとはまた違う、ミュージシャンならではのDigっぷり解説っぷりに注目です! http://ori-gami.com/ http://twitter.com/swingo_aka_45

TITLE: U2000 その167

September 01, 2010

BobbyCaldwell_BobbyCaldwell1BobbyCaldwell_BobbyCaldwell2

Bobby Caldwell “Bobby Caldwell” 1978

 そう言えばここ最近、このBLOGの主旨の1つである、
「街中の中古屋に転がっているスタンダードを見直そう」
的な紹介をしてなかったことに気づいたので
時折こうした、誰もが知ってるであろう、知っておいて欲しい盤も紹介します

本当はセルフタイトルなんだが、今となっては微妙なる邦題が付いている
てのがこの時代から80年代一杯続く特徴ですな
このアルバムの邦題は「イブニングスキャンダル」
つかリアルタイムな方々にはそうやって記憶されてるんだろうね

で、このアルバムは何と言っても猫も杓子も黙る名曲
B-2″What You Want To Do For Love” (邦題『風のシルエット』)
が入ったアルバムとして有名だね
サンプル素材としては勿論のこと、ジャムセッション曲としても定番だ
白人なんだが、こういうシルエットなジャケにすることで肌色不明にしたことで
この曲がまずブラックチャートでヒットした、てことも有名だね
だからこそHipHopのサンプル素材としても重宝されたんだろう

で、今回聴きなおして思うこと、改めて気づくことがあった
これはデモ集であり、すなはち彼のデビューに至るまでのキャリアの総体だなと
というのは、曲単位でかなり歌い方や音質が違っていたりする
(実際プロデューサーが本人含めて、都合3人いる)
それこそStevie Wonder的であったり、Boz Scaggs的であったりな歌い方な曲もある
EW&F的?なKalimba Songなんてインストもある
つまり、そうした試行錯誤がこのアルバムを結果聴き応えあるものにしてるんだろうなと
AORとされるものは得てしてスムーズ過ぎて、アルバムとしては引っかかりに欠けるものが多いが
これは意外と飽きずに聴ける
つまりスムーズな音楽は、多少の荒さがあるほうがアルバムとして聴けるってことだね
スムーズなアーティストさん、読んでます?
これくらいのバラけ具合ってむしろ今必要じゃないかな?
全曲バラバラは逆に辛いけどね

あと、つい”What You Want To~”のみに焦点が当たりがちだけど
個人的に、初めてアルバム聴いた時から好きなのは
A-3″Love Won’t Wait” のフィリーディスコな曲
最近では
B-5″Down For The Third Time”のメローなオケはまるでSylvia姉さん曲のようで好きだね
A-2″My Flame”もサンプル素材としてぼちぼち有名だし
むか~~しバラードのB-1″Come To Me”はCMで使われてたっけ?
な感じで捨て曲は無いんだよ

あと、確かにスムーズで小洒落てますが
コード進行やらアレンジやら、は実に機知に富んでます
最近のスムーズ系はこれをさらに10倍に簡単にしてるから、なお更引っかかりに欠ける!
クリエイターな方々も、ここらへんを馬鹿にしちゃいけませんぞ!
★★★★☆

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