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Ken Hidaka

フリーランス・ライセンス・コーディネイター、A&R、多数の海外プロデューサー/レーベルのエージェント、DJ、hangoutersメンバー、そしてWax Poetics Japan誌の渉外担当。また、フリーペーパー、Posivision誌にも毎回アルバム・レビューを掲載。Octave Labからリリースしている“mi-mix”ミックスCDシリーズのスーパーヴァイザーを勤める。近々のライセンス・コーディネイション:Octave Labから、8/19にリリースされるRon Trentの新作『Dance Classic』、9月にリリースするIan o'Brien『Desert Scores』と初コンピ『Kokoro/心』のライセンス契約コーディネイション/解説。9月にリリースするRaw FusionのミックスCD『The Rawest Fusion』ライセンス・コーディネイション/スーパーヴァイザー。

TITLE: 9/19(sun) @loop, Capricious Night with DJs: The Popular People’s Front, Mudd (Claremont 56) & Jun Kitamura (Capricious Records)

August 13, 2010

9.19a

私自身の旧友であり、海外から有数の良質なハウス、バレアリック・サウンズを国内中に流通しているCapricious Recordsが、青山のループで久々にドープなパーティーを開催します。イギリスの新旧、ダンス・ミュージック・シーンを代表するアーティスト、The Popular People’s Frontと新たなバレアリック・シーンを君臨するレーベル、Claremont 56主宰のMuddを呼んで! 超楽しみだ。両レーベルはアナログ・ディガー達に絶大な支持を誇っていて、世界中の現場を盛り上げているか、癒しているかしている。

Capricious Night

2010.9.19 SUN
OPEN: 10pm
@
AOYAMA LOOP
at door: ¥3,000-1D
w/flyer: ¥2,500-1D

DJs:
The Popular People’s Front
Mudd (Claremont 56)
Jun Kitamura (Capricious Records)

Sound Support by PHONON

www.capricious-records.com

The Popular People’s Front

The Popular People’s Frontとは、無限の想像力豊かなサンプリングとDJプレイに回帰する大胆な音楽マニフェストを持つ謎の集団だ。過去にWarp、Junior Boys Own、Version、Primitive、Odori等々の老舗UKハウス・レーベルから多くのリリースを飛ばし、実は無数に来日もしている(別名義で!)ので、恐らく、PPFの怪しくもフロアを確実にロックするエディットを既に手元に持っていたり、そのオリジナリティーの固まりのようなプレイスタイルが、脳裏に染み付いている諸兄は多いことと思う。

PPFはここ数年間、多大な影響を受けた70〜80年代の伝説となりうるはずの、しかしまだ無名に甘んじているディスコ、初期ブギー、バレアリック、ヒップ・ホップから、生々しいモダンなトラック達のコラージュとも言える作品を、21世紀のダンスフロア道楽とスピーカーを打ち壊すべく、彼らと地元を同じくする著名なCyanide GraphicがPPFのためにデザインした、これまでにないインパクトを添える特注アートワークで身を包み、限定盤のヴァイナル・オンリーでリリースしている。PPFのメッセージと作品は常にフレッシュで、印象的である事は間違いない。ヘビー級のマニアに向けられた限定ヴァイナルシリーズではあるが、うなぎ上りの人気が彼らの実力を裏付ける。またPPFはこの20年の間、彼ら独自の、煽り立て恍惚とさせるクラブ・ミュージックの歴史をプレイするため、世界中の厳選された良質なアンダーグラウンドなパーティー、レイヴ等々に出現している。The Popular People’s Frontという秘密組織に志願するには、日本ではこのパーティーだけがそのチャンス。

http://www.myspace.com/thepopularpeoplesfront

MUDD

バレアリックな太陽光を追い続ける一人のイギリス人ベテランDJ/プロデューサー、Mudd。95年にIdjut Boysのレーベル、Discfunctionから3人組Akwaaba名義の“Just Pilau”でデビューし、Francois KやRon Trent等のコンピに収録され、90年代のニュー・ディスコ・シーンの金字塔に彼等の名前が刻まれた。2003年のAkwaaba解散後、Mudd自身はソロ活動に転向、Rong Musicからソロ名義でアルバム“Claremont 56”を発表し、又自身の同名レーベルを設立、バレアリックの精神にフレッシュな活気を注入し始める。最近Resident Advisor誌で、Claremont 56が月間注目レーベルに選ばれ、「(今やなくなりつつある)細心の注意を払ったデザインと手書きナンバリングの貴重な限定盤で、簡素な亜熱帯地域と冗長な宇宙に魔法をかけている」と絶賛、また2000年から続くSmith & Mudd では、“Blue River”と “Le Suivant”のアルバム2枚をリリース。日本盤も発売され、一躍モダン・バリアリック・シーンをリードする存在となった。

Mudd自身の最新プロジェクト“BISON”では、何と音楽史上の生き伝説、CANのHolger Czukayと、Liquid LiquidのSal Principatoが参加。この夢のグループの初シングル“Way to LA”は、既に「ダウン・テンポ・クラシック」と大注目を浴びている。

Claremont 56と傘下レーベルLeng、Sixty Fiveは、昔ながら存在していたが今は忘れ去ろうとしているシンプルな生活観と関与する音楽をこよなく敬愛しそのスピリットを今の彼独自のスタイルで前進させ、我々に思い出そうとしている。

Harveyの「Sarcastic Disco」、MoMa NYのPS1フェスティバル、ロンドンのFabricや333といった世界有数のクラブやパーティーで精力的にDJしているMuddは、真のバレアリック・スピリットの伝道者であり、同じ思いを持つ仲間であるMark E、Phil Mison、Idjut Boys等もレーベルに参加し、旧イビザにタイムスリップしなくても、大自然の緩やかなフィーリングを肌で感じさせる絶好に心地よい無国籍なバリアリック・サウンズを伝授する。この来日は見逃せない。

http://www.claremont56.com/


Text by Ken Hidaka (Wax Poetics Japan)

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