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Ryo Nakata

1972年大阪生まれ。「OSAKA MONAURAIL」のボーカル。結成から一貫して「68~72年のサウンドを現代に蘇らせる」ことに執心し続け、まもなく18周年を迎える。また、伝説的SOULパーティ「SHOUT!」の主宰、70sブラックムーヴィ(『コフィー』・『スーパーフライ』ほか)の映画配給などを行ってきた。2006年には“Original Funky Diva” マーヴァ=ホイットニーの初来日ツアーを企画・実現、約36年振りとなるアルバム『I AM WHAT I AM』をプロデュース。毎年恒例となっているヨーロッパツアーは、イギリス・フランス・ドイツ・スペイン・オーストリアなどを廻り、世界的な評価を得ている。近年では、MURO、DJ JIN、黒田大介、オーサカ=モノレールがレギュラーメンバーを務めるパーティ『IN BUSINESS』に力を注いでいる。

TITLE: 『ピアノ奏法の基礎』

January 13, 2012

音楽と関係ある度:★★★★★


『ピアノ奏法の基礎』 ジョセフ・レヴィーン 

2年前くらいに読みました。これからも繰り返し読みたい。
「人生かわった」という本。
こういう凄い本に、もっと早くに出会っておきたかった。
でも昔に読んだとしても、意味は半分も分からなかったかもしれない。





TITLE: スーツ

December 20, 2011








音楽と関係ある度:★★★★☆

新しいスーツが届きました。嬉しい!
今回は「緑色」ということでお願いしました。大満足の出来映えです。
いつもお願いしている大阪南船場のBespoke Tailor DMGさんです。

TITLE: 映画『あらかじめ失われた恋人たちよ』

December 08, 2011

音楽と関係ある度:★★★☆☆


映画『あらかじめ失われた恋人たちよ』(1971年ATG、田原総一朗監督)を観た。
とてもよかった。★★★★☆

12月にDVD発売。こないだのにもまして、ブックレットが充実していて大変良い。プレスリリースのレプリカ、16ページのブックレット。








田原総一朗の、最初にして最後の劇映画の監督作で、桃井かおりの初出演作品。

学生運動あがりの(と思われる)主人公(石橋蓮司)はかっぱらいや万引きをしながら旅をしている。町でであった若い聾唖者の男女(加納典明・桃井かおり)になぜか惹かれて行動をともにする。

監督が不慣れだったため現場は相当混乱し、桃井かおりもいろいろあったとのこと。
撮影中、毎晩、田原が石橋蓮司らに吊るしあげられていたらしい。現場で石橋が「実存だ!」「実存かけてんのか!」と連呼していたというエピソードが可笑しい。

http://docudocu.jp/cinema.php?category=tawara&no=7

主人公も最後には言葉を捨てる。主題/設定/ストーリーはかなり明快だ。学生運動が敗北に終わって1年と少しが経過した1970〜71年。「饒舌は敗北に終わった!」と宣言しているのだと思う。

1971 年は時代の転換点なんだと思う。ぐるっと方向転換して反対側に向き終わったところ。マクドナルド銀座店ができた年。カップヌードルが発売された年。「二十歳の原点」が発売された年。反戦運動は実を結ばず、 万博は「大成功」で幕をとじた。そういう、60年代後半を「清算」して「アメリカンなもの」「軽薄なもの」に大きくシフトしていくような雰囲気なんだと思う。
この映画は、そういう時代についていかずに孤独に苦悩する若者を表しているのだと思った。

TITLE: 映画『原子力戦争』

December 05, 2011

音楽と関係ある度:★★★☆☆


映画『原子力戦争』(1978年、黒木和雄監督)を観た。
とてもよかった。★★★★☆


12月にDVDで発売される模様。
ブックレットも充実していて大変良い。最近は、CDでもDVDでも、内容のあるブックレット/ライナーノーツが欲しいんだよなあ。





このテーマだけに、ドキュメンタリではなくフィクションの劇映画(サスペンス)という方法では相当に「弱い」と思うけれども、その限りにおいては良く描けていたのではないだろうか。
原発問題にはまったく関心のないチンピラの主人公(職業ヒモ、原田芳雄)を中心にすえて、原発利権のえじきとなった港町でおきた殺人事件(事故隠蔽工作)を描く。
途中、ほんの一部「ドキュメンタリ」の手法が用いられている。福島第一原発にアポなし撮影するシーン。ただしあくまで「思いつき」的なオマケにとどまっているのが残念。


松村禎三による音楽はとても効果的だった。何と呼ぶのか知らないのだが、武満徹のような和楽器も使われている現代音楽みたいなやつで、原発というものの薄気味悪さ/邪悪さをよく演出したと思う。
劇中「チャイナ・アクシデント」という言葉もでてくる。米映画『チャイナ・シンドローム』はこれより遅れること1年の1979年3月公開。スリーマイル島事故も同月。





本編の結末はいただけないと思ったがどうだろう。これだと、未亡人(山口小夜子)が黒幕みたいやん。または未亡人と大学教授が不倫していて、そのために夫殺しを犯したみたいやんか、、、。それやったら原発問題ではなくなるやん。あ、ちゃうか、殺すために結婚させたんか、、、。そういうことかな?
どっちにしても御用学者っちゅうのは、罪は思いにせよ、利用されてる側だと思うがなあ、、。いや、それこそ、糾弾されるべきところか。

TITLE: 修飾語

December 03, 2011

音楽と関係ある度:★★★☆☆


先に載せた吉田ルイ子の本における”Black angel”という言葉に関連して、すこし書いておきたいテーマがあります。


1997年に1ヶ月ほどアメリカを旅行したとき、ジョージア州アトランタで知り合った奴がいて、「Black churchに連れて行ってくれ」と相談すると、「よし、俺が、Black churchとWhite churchを、名前だけでどうやって見分けるか教えてやろう」といって、電話帳をもってきた。「教会」の欄で、地元の教会の一覧をみて、彼のいうところの「見分け方」というのを伝授いただいた。

黒人教会というと「パプティスト派」が有名だが、名前に”Baptist”と書いてあるからといって黒人教会とは限らないらしい。
その「見分け方」というのはまた今度。

結局、その週末、「リョウは音楽を聴きたいんだろ? いい音楽やってるっていう噂の教会があるから行ってみよう」ということで、それで一緒に出かけて行った教会が、”Shrine of the Black Madonna(黒いマドンナの寺院)”というところだった。例によって牧師のとても長い説教や、なかなかオーセンティックなゴスペルが聴くことができて、とても良かった。牧師は「アフリカに農地を買って、そこに移住しよう」という話をずっとしていた。

その教会には、祭壇に、床から高い天井までとどく、とても大きな聖母マリアの絵が奉られていて、そのマドンナは黒人だった。それから、もちろん赤ん坊(イエス=キリスト)も黒人だった。

さて、なにが書きたいのかというと、”the Black Madonna”という名前に関しての疑問。
つまり、「形容詞+名詞」というかたちで修飾しているのだけれど、それだと「一般的にはマドンナは黒人ではないのだが、うちのマドンナは黒人です」という意味になりはしないか、ということ。
ここはひとつ、”Shrine of Madonna”とか”Madonna’s Shrine”という教会の名前にして、訪れてみるとその聖母マリアは黒人だった、というほうが、意味がとおるのではないだろうか。

(いわゆる「限定用法」「叙述用法」というような問題。どっちにしても同じではないかと僕は思うのだが、、、???)

(あたりまえだが、音楽と非常に関係があって重要なので、このことを書きたかった。
たとえば「ファンキー」という言葉。「この曲、めっちゃファンキーやん!」などと誰かが言えば、僕は「ということは、アンタはファンキーじゃない音楽も聴いてるということやな?」などと思ってしまうのだ。そういう意味。)

TITLE: Harlem: Black Angels

December 02, 2011

音楽と関係ある度:★★★★★





恥ずかしながらまだ買っていなかった吉田ルイ子の本『ハーレム 黒い天使たち』をようやく買いました。
いままで何をためらっててん、ってかんじです。「サンクチュアリ出版」さん、お礼をいいたいです。

もし僕が音楽でなにかを表現したいのだとしたら、この写真集がそれをすべて表現していると思う。そういう本。

というわけで、お持ちでない方は、なにがなんでも是非とも手にいれてください。

TITLE: CDできた

July 29, 2011

音楽と関係ある度:★★★☆☆

オーサカ=モノレールの新作『ステイト・オブ・ザ・ワールド』のCDが僕の手元にも届きました! (発売は8/10)
いやあ、これだけ一生懸命つくったアルバムの完成物を手にすると感慨ひとしおです。

たくさんの方にお世話になりましたが、エンジニアの小菅さん、それから最後に頑張ってくれたドラゴンとハヤトくんありがとうございました。心より感謝です。

ブックレットには、たくさんの写真と、一生懸命書いた、ちょっと長文の解説(プロダクションノート)も入っていて読み応えあるかと思います。テーマは「ファンクに未来はあるのか?」というものです。是非ご一読ください。

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TITLE: ヘッドフォン

July 14, 2011

音楽と関係ある度:★★★☆☆

Black Belt Jones DC 近藤くんがデザイナーをしている「Reversal」と、FOSTEXとのコラボレーションによりヘッドフォンができました。
ブラジリアン柔術のヘッドフォンや。面白いなあ。いまはそういういろんなヘッドフォンが求められてるということやんな。

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TITLE: NHK「日本人はなぜ戦争へと向かったのか」から

June 16, 2011

音楽と関係ある度:★★☆☆☆

 今年はじめ、したがって地震の前だったけれども、NHK特集「日本人はなぜ戦争へと向かったのか」という4回シリーズの番組をみた。
 このシリーズの大要は、日米開戦は、一般によく言われるように「軍部が暴走したため」におこったというよりは、直接的には1940年から1941年にかけて近衛文麿内閣が日米交渉の譲歩への決断を先送りにし続けたこと(決断力不足)であるとするものだった。

http://www.nhk.or.jp/special/onair/110306.html

 「日米交渉が暗礁に乗り上げ、妥結の見通しがみえない中、首脳部は、(中略)各組織の自壊を招く”戦争回避”より、3年間の時間を稼ぐことのできる”開戦”の方に運命を賭ける」
 いまの日本はこれと全く同じ状態ではないのだろうか? つまり内閣も国会も、福島原発の爆発事故・メルトダウンの被害(来るべき「敗戦」)の規模に目をつぶって時間稼ぎをやっているのだ。「逃げてください。ただし日本政府はもはや補償できません」という勇気がない。
 内閣不信任案と菅内閣退陣の騒動もその延長ではないだろうか。使える「言い訳」だから。「あのときは、とにかく菅さんに降りてもらわないと復興が前に進まないと考え、政局をやるしかなかったんです」という理屈にすがっているのではないか。

TITLE: Groove とは何か

June 01, 2011

音楽と関係ある度:★★★☆☆

 「グルーヴ」という言葉がある。FUNKミュージックやその周辺に魅せられた人なら誰でも多くの思いを込めてこの言葉を使う。しかしこの言葉は定義がそれほど確かでないようだ。英語では「このグルーヴって、演奏してるの誰?」とか「じゃあ俺、いまからラップを録音するから、グルーヴをプレイバックしてください」というように使うみたいだ。「バックトラック」というのとほぼ同義。
 英語の本来の意味は、「溝(みぞ)」という意味だ。特に、アナログ・レコードで針がすすむ「わだち」を指してよく使われる。つまりこの言葉は、「決まった型があって、ひとたびその型にハマれば、あとは自動的に進むことができる、というもの」。それが「グルーヴ」。




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