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Masaharu Yoshioka

音楽評論家。ソウル、ブラック、ダンス・ミュージックを得意とする。ソウル・ミュージックの情報サイト、『ソウル・サーチン』ウェブと同名イヴェントを運営。1975年以来、レコード、CDなどに添付されるライナーノーツは1,000枚以上執筆。その他、雑誌、新聞、テレビ、ラジオなどの番組出演も。著作に『ソウル・サーチン』、翻訳書に『マイケル・ジャクソン全記録1958-2009』、『マーヴィン・ゲイ物語引き裂かれたソウル』、『マイケル・ジャクソン観察日誌』、『モータウンわが愛と夢』など。Twitterは、http://twitter.com/soulsearcher216 フォローしてください。

TITLE: ◎ファイアー・リリー(マル改め)デビュー~焼け野原の一輪の花

September 03, 2010

◎ファイアー・リリー(マル改め)デビュー~焼け野原の一輪の花

【Fire Lily Debut Showcase Live】

リリー(ユリ)。

これまでマル(Maru)として活躍してきたR&B系シンガー・ソングライターが、2010年9月1日付けでその名をファイアー・リリー(表記はFire Lily)と改名、デビュー・ライヴを行った。マルはいよいよ2010年12月8日、アルバム『エターナル・ストーリー(Eternal Story)』で徳間からメジャー・デビューを果たすが、その際のアーティスト名をファイアー・リリーとした。ファイアー・リリーとは、アフリカの大地で気温が高く火事になり、すべてが焼け野原になった後、最初に咲くユリの一種を言う。これは、マルのソロのユニット名(アーティスト名)となる。

さて、この日はそのお披露目という形で、若干業界関係者向けのショーケース的コンヴェンションの様相だった。

マル(ファイアー・リリー)も、ライヴが始まったあたりでは、観客の違いに若干戸惑ったか、緊張気味。しかし、徐々に自分のスタイルを全面に出すようになり、最後にはマルの世界を堂々と演じていた。

いつもは会場のプラグは、ステージ前の数列が座席だが、今回は1列目だけが席で後はスタンディング。ぎりぎりに行ったら、立錐の余地もなく、ものすごい人だった。バンドは、ドラムス、ギター、ベース、キーボード、コーラス2人の6人編成。実にタイトで気持ちいいグルーヴを繰り広げる。

やはり、何度も聴いてきた「手紙」などは、冒頭からぐっとくるメロディーで、将来観客が全員この曲を知っていて、ライヴに聞きに来たらその歌に涙するであろう、壮大な一曲だ。また、「ビューティフル・ライフ」もコーラスの「ずっとずっと~」という部分が実にキャッチーで、もし将来武道館でやることになれば、武道館につめかけた観客全員がこのコーラスをするだろう。そんな姿を想像したら、鳥肌がたった。以前から彼女を知っている者からすると、マル(ファイアー・リリー)は、ニュー・クラシック・ソウル系のグルーヴのあるシンガーという印象があるが、このところバラードでも味わい深さを身に付けてきていることがわかる。

アースのカヴァー、「シャイニング・スター」もファンキーでかっこよかった。こういうフユのドラムは最高。(もちろん、フユのドラムはいつもグルーヴがあって最高だ)

さて、アンコールの1曲目。「前々からデュエットはしていたんですが、一緒にオリジナル曲を歌いたいと思っていました。その方がいらしています」ということで、黒沢薫さんサプライズ登場。「なんかマルのライヴは、2回に1回くらいでてるような気がして、ぜんぜんスペシャル感ないんですけど」と言って爆笑を誘った。そして、初披露されたのが2人で書いた「かたおもい」。あちこちでデュエットで歌われて欲しい、と言う。さらに、「好きだけど、(まだ、そう)言えてない人と一緒にこの曲を歌って、恋が芽生えればいいなと思って書きました」とファイアー・リリーは解説した。マルと黒沢さんが初めてデュエットしたのが2006年7月のイヴェント『ソウル・サーチン~ルーサー・ヴァンドロス』のとき。あのときは、「ソー・アメージング」だった。それから、何回かデュエットがあり、黒沢さんのソロ・ツアーのコーラスに抜擢されたりと、つながりは深まっていった。今回のデュエットは2人の共作でデビュー作にも収録される。

2010年10月28日に代官山ループで小編成でライヴ。さらに12月にリリース・ライヴを計画中とのこと。焼け野原に、一輪の花を咲かせよ。

■ 過去関連記事

2010年03月12日(金)
マル・ライヴ@渋谷プラグ
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10479618267.html
(前回ライヴ評)

2009年08月15日(土)
マルは髪の毛を切り、心機一転成長してJZに登場
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10320359295.html

2010年02月28日(日)
ブラン・ニュー・ヘヴィーズ・ライヴ~マル、バック・コーラスで参加
http://ameblo.jp/soulsearchin/archive1-201002.html

November 08, 2007
Maru First Full Show At Blues Alley: With Surprise Guest
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200711/2007_11_08.html
【マル、ブルース・アレイ・デビュー】

September 13, 2007
Maru Will Write New Song With Each Live
http://blog.soulsearchin.com/archives/002023.html

May 15, 2007
Maru Live; Takeo & Mana Live
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200705/2007_05_15.html
(ここに過去記事一覧があります)

◎マル・オフィシャル・ページ
http://www.marudiva.com

■ メンバー

ファイアー・リリー Fire Lily (Maru) (vocal)
Fuyu (Drums)
Gakushi Fujikawa(Keyboards)
Ihara Aniki Hiroshi (Guitar)
Kobayashi Shinji (Bass)
Hiro-a-key (chorus)
Saan (chorus)

Kurosawa Kaoru (Special Guest)

■ セットリスト ファイアー・リリー@渋谷プラグ
Setlist : Fire Lily @ Plug, September 1, 2010

show started 20:54
01. Intro
02. Golden Boy
03. 夢の雫
04. Eternal Story
05. 手紙
06. Kitty Boy
07. やさしいキスで答えて (新曲)
08. Beautiful Life
09. Shining Star (Earth Wind & Fire)
Enc. かたおもい (デュエット・黒沢薫)
Enc. 守りたいから
Show ended 22:14

(2010年9月1日水曜、渋谷プラグ=ファイアー・リリー(マル)ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Fire Lily (Maru)
2010-142

TITLE: ◆集中力が欲しい

September 02, 2010

◆集中力が欲しい

【Concentration Is What I Need】

集中力。

今度、大前研一氏が主宰するインターネットで学べる大学での授業のビデオ番組にゲスト出演することになった。詳細は、いろいろ決まったあとにご紹介しようと思っているが、その打ち合わせを2度ほど行って、とても勉強になった。

この科目は英語で、いかに英語を身に付けられるか、そのノウハウを教える。そこで、普段英語を使って仕事をしている5人のゲストを招き、どのように英語を習得したかを実践的に話してもらうというもの。

元ガバの青野さんが、僕が英語を音楽で学んだことを知っていて、その体験談を話してください、と誘っていただいた。

雑談の中で、僕が強調したのが、「集中力」というものだった。原稿でもなんでも、昔は集中力があって、集中すれば、なんでもさっとできていた。ところが、最近は集中力を高めることが本当に難しい。なかなか集中できない。集中するまでに異様に時間がかかる。締切という存在は、大いに集中を高めるいい外的要因だが、では、そうした外的要因をうまくコントロールして、自主的に集中を高める方法はないだろうか。もしそれがうまくできたら、何でもできる、怖いものなし、だと思う。そんな話になった。

今でも、集中できたときは、仕事も進むのだが、そこに行くまでがだめ。原稿に向かう瞬間、デスクの上や引き出しの中や、果ては冷蔵庫の中を片付けたりしてしまう。そんなこと、どうでもいいのに。(笑) ほんと、最近、どうしたら集中を高められるのか、すごく大きな課題になっている。

集中力さえあれば、どんな語学でも、その他の習い事でも3ヶ月や半年である程度はできるようにはなると、僕は信じてる。(実際に、試したことはないんだが=苦笑) どなたか、自身で集中力を高めるいいノウハウ、方法がありましたら、教えてください。

ESSAY>Concentration


TITLE: ◎クリス・デイヴ~実験的ライヴ

September 01, 2010

◎クリス・デイヴ~実験的ライヴ

【Chris Dave: Experimental Live】

実験的。

モス・デフ、エリカ・バドゥー、ミッシェル・ウンデゲオチェロなどとのセッションなどを通じ、主としてイーストコーストで活躍しているドラマー、クリス・デイヴ。また、ロバート・グラスパーとの来日でも注目されたその彼がベース奏者とサックス奏者を伴った3人で自己名義のライヴ。観客は圧倒的に若い人、普段クラブなどに行っているような人たちだった。ストレート・アヘッドなジャズという感じだった。

事前のセットリストはなく、ステージ上でそれぞれ頻繁に打ち合わせをしながら、ほとんどアドリブで曲を進めていくフリー・ジャズ風。しかし、噂にたがわずドラムはめちゃくちゃうまい。

ベース奏者は、帽子をかぶった姿がちょっと昔のマーヴィン・ゲイ風。それぞれのソロ時間がかなり長く、ソロを取っている間、残る2人が耳打ちしながら、次どうしようか、などと打ち合わせをしている。たぶん、ほとんどアドリブ、ジャムなので曲名などもないのだろう。

ただ、本編最後で、『セックス&ザ・シティー2』のテーマ(「ラプチャー」)と、エリカ・バドゥーの「ウインド・シート」をマッシュアップしていた。

■ メンバー

クリス.・デイヴ / Chris Dave(Drums)
ケビー・ウィリアムズ / Kebbi Williams(Saxophone)
サンダーキャット / Thundercat(Bass/Background Vocals)

■ セットリスト
Chris Dave @ Billboard Live

show started 21:32
01. (jam)
02. (jam)
03. (jam)
04. Rapture – Wind Seat (mashup)
Enc.
Show ended 22:51

(2010年8月30日月曜、ビルボードライブ東京=クリス・デイヴ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Dave, Chris

TITLE: ○高中正義さんインタヴュー

August 31, 2010

○高中正義さんインタヴュー

【Takanaka Masayoshi Interview】

ご縁。

ひょんなご縁から、人気ギタリスト、高中正義さんにインタヴューした。来月、彼は恒例の東名阪(東京名古屋大阪)でのライヴをするが、そのツアー・パンフ用のものだ。

高中さんは、過去10年、軽井沢に住んでいる。そこで、僕が軽井沢に行った。昔は、軽井沢はけっこう遠かったが、今は東京駅から新幹線で1時間5分程度。はやい。この時間なら、確かに通勤圏内になっているというのも頷ける。

ちょうど、7月に約1年ぶりのアルバム『軽井沢白昼夢』という作品を出したところ。これのサポートも含めて9月のライヴだ。

インタヴューは、最初、軽井沢の山の中腹にある高中さんの自宅ヴェランダで。それから、旧軽井沢のおいしい焼き鳥屋さんで焼き鳥を食べながら、そして、最後は、『軽井沢白昼夢』のジャケット(裏側と中)で撮影された、軽井沢万平ホテルのバーに行き、話しを聞いた。万平のバーは、このホテル自体が古いために、そのバーもかなりの趣を醸し出していた。ここのバーテンダー氏が地元ではちょっとした人気の人物。

最初は、ジャケットの写真でよく見ていたので、実際にその場に入ると、写真と同じだったので、感慨深かった。

このアルバムの中で、最初に印象に残ったのが、2曲目の「TONO」という曲。ちょっとしたバラードっぽい作品だが、彼が盟友加藤和彦さんに捧げた作品だ。これは、さすがに胸を打たれる。

軽井沢白昼夢
軽井沢白昼夢
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高中正義
SMD (2010-07-21)
売り上げランキング: 1017

高中さんは、ご存知の通り、70年代初期に加藤さんに誘われ、フライド・エッグに加入したところから、プロとして本格的なミュージシャンとなった。すぐに加藤さんの次のバンド、サディスティック・ミカ・バンドに参加。ソロに転じた後に、『ブルー・ラグーン』の大ヒットで一世を風靡する。来年(2011年)は、活動40周年になるという。

一時期はバハマに住み、バハマを本拠に曲作りなどをしていたが、2000年に軽井沢に移り住んだ。

インタヴュー内容は、また後日ここでも書くかもしれないが、9月のツアー・パンフに詳細を書くので、そちらをお楽しみに。

■高中正義 40周年 前年祭 ツアー決定 チケット発売中

http://eplus.jp/tnmy-ohp/

【公演スケジュール】
2010年9月22日(水)  東京:中野サンプラザホール 18:30開演
2010年9月23日(木・祝)  大阪:森ノ宮ピロティホール 17:30開演
2010年9月26日(日)  名古屋:Zepp Nagoya 17:00開演

【メンバー(予定)】
青柳 誠(key,sax), 斎藤ノブ(Percussion), 松原秀樹(Bass),
宮崎まさひろ(Drums), 森村 献(key)

※チケット料金 全席指定¥7,000(税込)
※ 名古屋公演のみ別途1ドリンク代¥500が必要となります

ENT>ANNOUNCEMENT>Takanaka, Masayoshi
ENT>ARTIST>Takanaka, Masayoshi

TITLE: ◎リビー・ジャクソン来日~モーリス氏著作写真集『マイケル・ジャクソン~ザ・リアル・カムバック』の発売で

August 30, 2010

◎リビー・ジャクソン来日~モーリス氏著作写真集『マイケル・ジャクソン~ザ・リアル・カムバック』の発売で

【Rebbie Jackson Showcase】

ショーケース。

ジャクソン家の長女であり第一子であるリビー・ジャクソンが、ポジティヴ・プロダクションの招きで来日、都内のホテルでショーケースライヴを行った。これは、同プロダクションの社長、ブロデリック・モーリス氏が8月29日に発売した写真集『マイケル・ジャクソン リアルカンバック2006』のプロモーションのため。発売日はマイケルの誕生日にあわせられた。

当日はホテルのボールルームに約150人が集まり、着席式パーティーが行われた。日本在住のブラック・ミュージシャンたちが、マイケルのヒット曲を歌ったり、マイケルが2006年に来日したときの映像が流されたりした。途中で、そのバンドにあわせてリビーが登場、4曲を歌った。曲は、「シェイク・ユア・ボディー」、スタンダードの「フィーヴァー」、「アイル・ビー・ゼア」(ここではバックのデイヴィッド・キングとデュエット)、そして、最後に自分の持ち歌でもあり大ヒット曲でもある「センティピード」を披露。ここでは、バンド・メンバーを全員紹介しながら、会場を盛り上げた。途中から、リビーはいつの間にかはだしになって歌った。バックには、両親の写真が映し出され、時折、マイケルや兄弟らの写真も映された。リビーは160センチくらいで比較的小柄。だが、正面の顔は、マイケルやジャネットを彷彿とさせる。「アイル・ビー・ゼア」では涙を見せた人もいた。

リビーのライヴ後、モーリス氏が自著の宣伝をし、ゲストらの挨拶などが続いた。リビーはその長時間のスピーチを聴いていたが、終了後、彼女は会場に来ていたファンの人たちほぼ全員にサイン、写真撮影などに応じた。

リビーの来日は、有明エムザが初。その後、大阪ブルーノート、福岡ブルーノートなどに来日、どうやら今回が4回目くらいらしい。

マイケル・ジャクソン リアルカムバック 2006 《THE REAL COMEBACK Japan 2006》
ブロデリック・モーリス
きこ書房
売り上げランキング: 629

この本は、A4・84ページ、光沢上質紙に写真と文章が載せられている。内容はマイケル・ジャクソンが、2006年5月26日から6月2日まで日本に滞在したときの出来事についての記述と写真だ。

■ メンバー

Rebbie Jackson (vocal)
Jay Stixx (drums)
Keith Williams (bass)
(guitar)
(keyboards)
Pierre Andre (sax)
Angie Martin (chorus)
Paula Johnson (chorus)
David King (chorus, vocal)

■ セットリスト

show started 21:28
01. Shake Your Body (Down To The Ground)
02. Fever
03. I’ll Be There
04. Centipede
Show ended 21:53

(2010年8月28日土曜、リビー・ジャクソン・ショーケースライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Jackson, Rebbie
2010-

◎リビー・ジャクソン来日~モーリス氏著作写真集『マイケル・ジャクソン~ザ・リアル・カムバック』の発売で

【Rebbie Jackson Showcase】

ショーケース。

ジャクソン家の長女であり第一子であるリビー・ジャクソンが、ポジティヴ・プロダクションの招きで来日、都内のホテルでショーケースライヴを行った。これは、同プロダクションの社長、ブロデリック・モーリス氏が8月29日に発売した写真集『マイケル・ジャクソン リアルカンバック2006』のプロモーションのため。発売日はマイケルの誕生日にあわせられた。

当日はホテルのボールルームに約150人が集まり、着席式パーティーが行われた。日本在住のブラック・ミュージシャンたちが、マイケルのヒット曲を歌ったり、マイケルが2006年に来日したときの映像が流されたりした。途中で、そのバンドにあわせてリビーが登場、4曲を歌った。曲は、「シェイク・ユア・ボディー」、スタンダードの「フィーヴァー」、「アイル・ビー・ゼア」(ここではバックのデイヴィッド・キングとデュエット)、そして、最後に自分の持ち歌でもあり大ヒット曲でもある「センティピード」を披露。ここでは、バンド・メンバーを全員紹介しながら、会場を盛り上げた。途中から、リビーはいつの間にかはだしになって歌った。バックには、両親の写真が映し出され、時折、マイケルや兄弟らの写真も映された。リビーは160センチくらいで比較的小柄。だが、正面の顔は、マイケルやジャネットを彷彿とさせる。「アイル・ビー・ゼア」では涙を見せた人もいた。

リビーのライヴ後、モーリス氏が自著の宣伝をし、ゲストらの挨拶などが続いた。リビーはその長時間のスピーチを聴いていたが、終了後、彼女は会場に来ていたファンの人たちほぼ全員にサイン、写真撮影などに応じた。

リビーの来日は、有明エムザが初。その後、大阪ブルーノート、福岡ブルーノートなどに来日、どうやら今回が4回目くらいらしい。

マイケル・ジャクソン リアルカムバック 2006 《THE REAL COMEBACK Japan 2006》
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この本は、A4・84ページ、光沢上質紙に写真と文章が載せられている。内容はマイケル・ジャクソンが、2006年5月26日から6月2日まで日本に滞在したときの出来事についての記述と写真だ。

■ メンバー

Rebbie Jackson (vocal)
Jay Stixx (drums)
Keith Williams (bass)
(guitar)
(keyboards)
Pierre Andre (sax)
Angie Martin (chorus)
Paula Johnson (chorus)
David King (chorus, vocal)

■ セットリスト

show started 21:28
01. Shake Your Body (Down To The Ground)
02. Fever
03. I’ll Be There
04. Centipede
Show ended 21:53

(2010年8月28日土曜、リビー・ジャクソン・ショーケースライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Jackson, Rebbie
2010-

☆マイケル・ジャクソン誕生時刻~ゲイリーの時間帯

【Michael Jackson 】

時間帯。

マイケル・ジャクソンの生年月日は1958年8月29日だが、その時刻まではこれまではっきりしていなかった。ところが、ここ1日2日、ジャクソン兄弟のティト・ジャクソンの息子で3Tというバンドのメンバーでもあるタジ・ジャクソンが、祖母(キャサリン・ジャクソン=マイケルの母親)に尋ねたところ、午後7時33分に生まれた、ということがわかった。これをタジがツイッターで明かした。

これは、インディアナ州ゲイリーでの時刻だが、となると、その日本時刻はいつか。僕はアメリカ中西部時間(シカゴ)と同じと思い、日本からマイナス15時間(日本時間にするにはアメリカ時刻にプラス15時間)だと考えた。しかし、夏時間だとマイナス14時間になるので、翌日30日の午前10時33分、夏時間だと午前9時33分になる。ということをツイートした。

すると、ここからがツイッターのすごいところ。なんと、1958年頃はまだ「サマータイム」を取っていないという、指摘があった。となると、中西部時間で朝10時33分。ところが、さらに、調べるとインディアナ州は、場所によって、東部時間帯の街と、中西部時間帯の街が混在していることがわかった。僕も今回初めて知った。同じ州なのに、時差があるのだ。そこで改めてゲイリーの時間帯を調べると、中西部時間帯と確認。マイナス15時間で朝10時33分でいいことになる。さらに、ツイッターではイリノイ州シカゴ近辺では、今度は夏時間を採用するところと、採用しないところまで混在している、という。これはめちゃくちゃこんがらがる。アメリカの住民でも、相当混乱するらしい。

マイケル・ジャクソンの誕生時刻から思わぬ勉強をした。

MICHAEL JACKSON>Birthdate, time

TITLE: ◎ノーナ・リーヴス・ライヴ~超ポップ宣言でビルボード満員御礼

August 29, 2010

◎ノーナ・リーヴス・ライヴ~超ポップ宣言でビルボード満員御礼

【Nona Reeves Live : Super Pop!!】

超ポップ。

とってもポップでキャッチーなグループ、ノーナ・リーヴスのビルボードライブ・デビュー。郷太くん曰く「味、しめちゃいました!(笑)」

ドラムス、ギター、ベース、キーボード2人にコーラスにリード・ヴォーカル、西寺郷太で計7人がオンステージ。ビルボード2セット、超満員。20代から30代の女性が圧倒的に多い。男女比2:8くらいだろうか。

改めて感じたのが、ノーナ・リーヴスというグループはポップでキャッチーな渋谷系Jポップということ。泥臭さはなく、とても都会的。ずっと聴いていて、イギリスのスタイル・カウンシルとか、イギリスの他のポップ・グループ(ワム!なども)と同じような匂いを感じた。非ロックの王道ポップという感じ。初めて聞く曲でも、2番になると、もうメロディーを歌える、そんな曲が多い。これはソングライターとしての力か。

郷太くんの声は、クリストファー・クロス、ネッド・ドヒニーなどに似ていると言われるという。今回聴いてて、三浦大知くんなどとも似てるかなと思った。また、さすがに洋楽を聴きこんでるだけあって、洋楽のエッセンスがちりばめられている。印象に残ったのは、プリンス風のイントロからホール&オーツ風のメロディーになった5「フライデー・ナイトはソウル・オン!」。

ライヴ後、キーボード川口大輔さんによると、「ギミギミ」がデイトンの「サウンド・オブ・ミュージック」とコード進行が同じなので、リフをちょろっといれてみました、という。ああ、気づかなかった! 

僕はセカンドを見たが、ファーストと若干入れ替えがあるので、両方のセットリストをもらった。冒頭の4曲が違い、あと、アンコールの2曲目が入れ替わってる。17曲やったことになるのかな、リハーサル大変だったでしょう。

それにしてもポップ、まさに超ポップ宣言だ。

ところで、楽屋でトライセラトップスの和田唱さんに初めて会った。郷太さんに「もう何回も会ってるよね」と言われたのだが、実際会うのは初めて。これまでラジオ番組内で電話で話したり、ツイッターでいろいろやりとりはしていたが。そのせいか、初めて会う気がしなかった。「吉岡さんのライナー、読んで育ちました。読むライナー、読むライナー、みんな吉岡さんので」などと言われ恐縮。すかさず、そこに郷太さん「僕たち、吉岡チルドレンだから」とつっこみ。今度改めて3人でゆっくり会うことを約束した。

■ 関連記事

2009年12月19日(土)
ノーナ・リーヴス・ライヴ@クアトロ~80年代の申し子ノーナ・リーヴス・ライヴ@クアトロ~80年代の申し子
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10414485371.html

■ ノーナ・リーヴス・ベスト

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NONA REEVES
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■メンバー

西寺郷太/Gota Nishidera(Vocals)
奥田健介/Kensuke Okuda(Guitar/Keyboards)
小松シゲル/Shigeru Komatsu(Drums)

村田シゲ/ Murata Shige (bass) (□□□=クチロロ、CG5)
冨田”YT”謙 / Tomita Yuzuru (Keyboards)(イン・タイム)
川口大輔/ Kawaguchi Daisuke (Keyboards)
真城めぐみ / Mashiro Megumi (Chorus)

■ セットリスト ノーナ・リーヴス@ビルボードライブ東京
Setlist : Nona Reeves @ Billboard Live Tokyo, August 27, 2010

第一部

01. 渚のチューブ・ライダー
02. スウィートネス
03. 重ねた唇
04. Still
05. フライデー・ナイトはソウル・オン!
06. バッドガール
07. ヒューマン・ネイチャー
08. ギミギミ (a riff of “Sound Of Music”)
09. ヘイ・エブリバディ!
10. ミッドナイト・ラヴ(Intro Jam)~あの娘にガールシック
Enc. メモリーズ~ひと夏の記憶~
Enc. ターンテーブルズ・オンリー

第二部

show started 21:34
01. 愛の太陽
02. 二十歳の夏(Part 1 & 2)
03. プリズマティック・レイディ~哀しみで目も眩み~
04. 奇跡
05. フライデー・ナイトはソウル・オン!
06. バッドガール
07. ヒューマン・ネイチャー
08. ギミギミ (a riff of “Sound Of Music”)
09. ヘイ・エブリバディ!
10. ミッドナイト・ラヴ(Intro Jam)~あの娘にガールシック
Enc. メモリーズ~ひと夏の記憶~
Enc. ヒポポタマス
Show ended 23:03

(2010年8月27日金曜、ビルボードライブ東京=ノーナ・リーヴス・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Nona Reeves
2010-137

TITLE: ◇スティーヴィー・ワンダーのベスト・アルバム

August 28, 2010

【Stevie Wonder’s Best Album】

コンセプト。

スティーヴィー・ワンダーの3枚組みベスト・アルバム『ラヴ・ハーモニー&エタナティー』が2010年8月4日リリースされた。3枚組みで計50曲。そして、3980円(税込み)ということで、平均すると1曲あたり80円弱。

たまたまリリース後に、西寺郷太さんが、このアルバムをレギュラーのTBSラジオ『キラキラ』で紹介していたが、そのときに、「こんなにいい曲ばかり、どれもいい曲ばかりで、1曲80円ですよ、これは買うしかないでしょう」と、ジャパネットタカタ並みのセールストークをしていて、聴いていて思わず笑ってしまった。

ご存知の方も多いと思うが、スティーヴィーはなかなかベスト・アルバム、コンピレーションなどに自身の楽曲の許諾を出さないことで有名だ。これまでに出たベストは、いずれもスティーヴィーが選曲して出したものだけ。たとえば、日本側からこれこれこういう選曲でベスト・アルバムを出したいとか、他のアーティストとのコンピレーションに1曲いれたいと申請しても、まずOKが来ない。それでも1971年以前の作品は許諾が降りるのだが、1971年以降、すなわちスティーヴィーがモータウンと契約を更改し、すべて自作自演で作品を作り出して以降のものは、何も自由に使えないのだ。

多くの選曲家にとって、スティーヴィーのベスト、あるいは、スティーヴィーのアルバムの独自の選曲というのは、夢だ。

それが、珍しく今回日本からの申請にOKが出た。スティーヴィーが記者会見で語ったところによると、このアルバム、3枚組みのコンセプトが気に入ったから許可した、という。コンセプトは、「愛」「ハーモニー」そして、「永遠」というもの。娘のアイシャとのデュエット「ハウ・ウィル・アイ・ノウ」なども入っている。

□ スティーヴィー・ワンダー3枚組みベスト

ラヴ、ハーモニー&エタニティ~グレイテスト50・オブ・スティーヴィー・ワンダー(初回限定価格盤)
スティーヴィー・ワンダー ポール・マッカートニー ディオンヌ・ワーウィック アイシャ・モーリス マイケル・ジャクソン
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ENT>ARTIST>ALBUM


TITLE: ◎リアル・ブラッド・ライヴ

August 27, 2010

◎リアル・ブラッド・ライヴ

【Real Blood: Good News & Bad News】

驚愕。

けっこう何度も見ているリアル・ブラッド。年に2回ペースでライヴを行っているが、この2年ほどちょっとスケジュールの都合などで見られていなかったので久々に参戦。僕自身が前回見たのが2008年8月なので、ほぼ2年ぶり。

そして、すべては大山の風景の如く、何も変わっていなかった。いや、できたばかりの新曲が披露されるという驚愕の大ニュースがあったが。そして、3人のアカペラによる「近況報告」という新しいものも。(下記セットリスト参照) 

あいかわらずトムさんの話は、めちゃくちゃおもしろかった。

「犬を連れて駒沢公園を散歩していたら子供たちに話しかけられたんです。どうやら、遠目に僕を見ていたらしく、ひそひそ話しをしている。よく声をかけられたりするんで、まあ、慣れてるっていえば慣れてる。子供たちが「あの人、テレビよく出てる人でしょ」「きいてきなさいよ」みたいなひそひそ話しをしているのが聴こえる。で、子供たちがやってきた。「その犬、かわいいですね~。写真撮ってもいいですか」(爆笑) それでも、もじもじ~~。「ほら、聞きなさいよ、ちょっと」 もじもじ。「ほら、テレビに出てる人でしょ」 ひとりの子が勇気を振り絞って言った。「あのー、ドン小西さんですよね」(さらに大爆笑) 「子供なのに、殺してやろうかと思いました」(爆笑)

「新曲を、今日やらないと、また半年後になってしまうんで、今日やります」と言って「笑顔の奇跡」という新曲をご披露。そうそう、あいかわらずシルキーさんの「シルクの雨」のファルセットはすごかった。ルーサーさんのウエールズ語っていうのも受けた。

■ リアル・ブラッド 「±0」(プラマイ・ゼロ)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00009PN22/soulsearchiho-22/ref=nosim/” name=”amazletlink” target=”_blankBLOOD

■ リアル・ブラッド・オフィシャル・ホームページ

http://www14.big.or.jp/~realblod/

■ メンバー

リアル・ブラッド=(Vo)ブラザートム、SILKY藤野、LUTHER No.1市村 

バンド=(G)GUTTI谷口 (EP)Sassy Tomo (B)大友正明 (HAMMOND B-3/Key)貝原正 (Ds)浜崎大地

■ Real Blood 関連過去記事

2003/09/11 (Thu)
Lowest Budget, Highest Quality: Real Blood Would Take You Back To The 70s
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200309/diary20030911.html

2003/10/28 (Tue)
Real Blood: Real Live By Real Musician
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20031028.html

2003/11/12 (Wed)
Welcome To Number One!
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200311/diary20031112.html

2003/12/24 (Wed)
Live & Direct For “Soul Music Special”
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200312/diary20031224.html

2003/12/22 (Mon)
Ohio Players’ “Happy Holidays” Proves One Nation Under A Groove
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200312/diary20031222.html

2004/10/03 (Sun)
My Mother Loved It, I Loved It And My Son Loved It: The Song Have Been Loved By Three Generations
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200410/diary20041003.html

2005/01/30 (Sun)
A Passion For A Record Turns To A Passion For Music
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200501/diary20050130.html

2005/02/02 (Wed)
Brother Tom’s Two Minutes: He Talked About When He First Heard Ray Charles
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200502/diary20050202.html
トムの2分間。名作です。

2005/02/22 (Tue)
Live At Club Heights (Part 1)
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200502/diary20050222.html

2005/02/23 (Wed)
Live At Club Heights (Part 2): The Back To The 70s Disco
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200502/diary20050223.html

April 30, 2005
“Live The Soul Music” On NHK-FM
http://blog.soulsearchin.com/archives/000229.html

December 25, 2005
“Soul Music Live Vol.5″(Part 2)
http://blog.soulsearchin.com/archives/2005_12_25.html

January 23, 2006
Luther Number 1 Ichimura: The Way He Was…
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_01_23.html

February 06, 2006
Jay & Silky Live At Blues Alley: The Night Of Ecstasies
http://blog.soulsearchin.com/archives/000816.html

February 20, 2006
Washington’s Own “Go Go Sound” Still Alive & Kicking
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_02_20.html

March 02, 2006
Brother Tom’s Two Minutes Became Impressive Two Hours
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_03_02.html

March 29, 2006
Real Blood Live At Blues Alley
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_03_29.html

June 12, 2006
Real Blood Live: Luther Talks About Voice Artists
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200606/2006_06_12.html

January 15, 2007
Luther Ichimura: 1 Octave Down
http://blog.soulsearchin.com/archives/001515.html

2008年08月23日(土)
リアル・ブラッド・ライヴ~いいお知らせと悪いお知らせ
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080823.html

■セットリスト:リアル・ブラッド 2010年7月31日(土)
Setlist :Real Blood @ Blues Alley, July 31st, 2010

show started 20:02
01.  No Problem
02.  恋は上々
―.  アロハオエ(トム・アカペラ)
03.  Real Things
04. Eye Zeen (Including a riff of “You Are Everything”& “Me & Mrs. Jones”)
―.  ルーサー市川がウエールズ語で歌うアカペラ
―  シルキー藤野が口で表現するゲームマシンの音
05. Silkの雨
06. 笑顔の奇跡 (新曲)
07.  Blind Love
08.  Got To Be Real (Instrumental) : Introducing Members
09. What’s Your Name
Enc. Merry Xmas
Enc. Shining Girl
show ended 22:01

(2010年7月31日土曜、目黒ブルース・アレイ=リアル・ブラッド・ライヴ)ENT>MUSIC>LIVE>Real Blood
2010-

TITLE: ◎スリー・ディグリーズ:47年の歴史を持つ現役グループ

August 26, 2010

◎スリー・ディグリーズ:47年の歴史を持つ現役グループ

【Three Degrees Live: Fun Time With Three Degrees】

現役。

このところ毎年のように、しかも年に2回来ることもあるスリー・ディグリーズ。たまには見てみようと久しぶりにライヴを。個人的にはなんと4年ぶりだった。スリー・ディグリーズは1973年ごろから日本でも特に人気を集めたフィラデルフィア・ソウルの女性3人組ヴォーカル・グループ。当時は、「荒野のならず者」「天使のささやき」「苦い涙」などが大ヒットしたり、「東京音楽祭」に出場したりして、大いに人気を得た。というわけで、その頃をリアルタイムで知っている人たちはかなりの年齢層。やはり観客の年齢層は高い。

ヘレン、シンシア、ヴァレリー3人の芸達者は、数多く来日しているので、実に日本語もうまく、ちょっとしたMCを日本語でやる。これが受ける。まさに演歌のようなエンタテインメント。この3人の中ではヘレン・スコットが一番の古株。彼女は1963年から1966年までグループに在籍、一時抜けて1976年から復帰。以来34年。1963年から数えると47年間、スリー・ディグリーだ。ヴァレリーは1967年以来だから、43年メンバーだ。ヘレンとヴァレリーはほぼオリジナル・メンバーと言っていい。シンシア・ギャリソンも1989年からなので、それでもすでに21年。その女たちの絆はめちゃくちゃ強い。

3人は、『ドリームガールズ』のようなキラキラな赤の衣装で、振りをつけながら歌って踊る。そして、メインのリード・シンガーをステージ中央にすえるので、曲ごとに立ち位置が華麗に変わる。だが、注意深く見ているとシンシアとヴァレリーがセンターを取る曲がほとんど。ヘレンがセンターになったのは、2曲目だけだった。ただ、一番MCでしゃべるのはヘレン。みんなを立たせて踊らせようとするのだが、そのとき、「Everybody!」とやおら煽るのがおもしろい。「私がみんなと言ったときは、みんな、全員のことよ!」と声を張り上げ、座っている人を指差し、立つようにうながす。それが嫌味なく、楽しいので、みんな立ち上がる。

「独身の男はどこ?」と言った観客とのやりとりもおもしろい。「(私たちは)シングル男、求めてる。そして、リトル金持ち…」 受ける。そして、「やらしい男たち」と言って、「ダーティー・オール・マン(荒野のならず者)」へ。

「天使のささやき」も途中から日本語。半分、歌謡ショーを見てるような気になってくる。最後はなぜかアースの「ブギー・ワンダーランド」がアンコール。でも、この観客層ではもちろんバカ受けする。終わりよければすべてよし。

■ 早くも次回来日決定

2010年11月25日(木)~26日(金)名古屋ブルーノート
2010年11月27日(土)横浜モーション・ブルー
2010年11月29日(月)~12月1日(水)丸の内コットンクラブ

■ ベスト・アルバム

ザ・ベスト・オブ・スリー・ディグリーズ
スリー・ディグリーズ
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売り上げランキング: 12120

■ 過去ライヴ評、スリー・ディグリーズ関連記事

February 18, 2006
Three Degrees Live At Kentos:
http://blog.soulsearchin.com/archives/000839.html

February 04, 2008
Fukamachi Jun Talks About Three Degrees
http://blog.soulsearchin.com/archives/002309.html

■ メンバー

スリー・ディグリーズ=
ヘレン・スコット / Helen Scott(Vocals)
ヴァレリー・ホリデー / Valerie Holiday(Vocals)
シンシア・ギャリソン / Cynthia Garrison(Vocals)

ベニー・シムズ / Bennie Sims(Bass)
クリフ・スターキー / Cliff Starkey(Keyboards)
フランク”バズ”アマト / Frank “Buzz” Amato(Keyboards)
デイヴ・ガードナー / Dave Gardner(Guitar)
ティム”タム タム”ハトソン / Tim “Tom Tom” Hutson(Drums)

■ セットリスト スリー・ディグリーズ@ビルボードライブ東京
Setlist : Three Degrees @ Billboard Live Tokyo, August 22, 2010

show started 19:38
01. Intro ~ Shake Your Groove Thing [Peaches & Herb]
02. Take Good Care Of Yourself
03. Year Of Decision
04. Get Back To Lonely??
05. Signed, Sealed, Delivered & I’m Yours [Stevie Wonder]
06. Make It Easy On Yourself [Dionne Warwick]
07. Nigai Namida
08. Dirty Ol’ Man
09. Philly Medley: The Love I Lost [Harold Melvin & The Bluenotes]
Ain’t No Stopping Us Now [MacFadden & Whitehead]
If You Don’t Know Me By Now [Harold Melvin & The Bluenotes]
Together [Intruders]
Disco Inferno [Trammps]
Love Train [O’Jays]
10. When Will I See You Again (Tenshi No Sasayaki)
Enc. Boogie Wonderland [EWF]
Show ended 20:55

(2010年8月22日日曜、ビルボードライブ東京=スリー・ディグリーズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Three Degrees

TITLE: ■渋谷HMV、20年の歴史に幕 ~ ◆HMV渋谷閉店が残すもの

August 25, 2010

■渋谷HMV、20年の歴史に幕 ~ ◆HMV渋谷閉店が残すもの

【HMV Shibuya Closed Its Door After 20 Years】

閉店。

渋谷のCDショップ、HMV渋谷店が2010年8月22日(日)、約20年の営業を終えて、閉店した。同店が開店したのは、1990年11月16日、渋谷の109(道玄坂下)の中。その後1998年、渋谷西武の隣、センター街に引っ越した。HMVは現在まで20店舗以上が閉鎖されてきたが、旗艦店でもある渋谷店閉店は、音楽ファンに大きな衝撃を与えた。

最終営業日の8月22日には、同店2階で、沖野修也氏が音頭を取り、多くのミュージシャンがライヴを繰り広げファンを集めた。

+++++

◆ HMV渋谷閉店が残すもの

【The Legacy Behind HMV Closing】

熱気。

最後の営業日に渋谷HMVをのぞいた。井の頭通り側の電光掲示板には、1990.11.16~2010.8.22の文字が映し出されている。入口近辺もひとだかり。2階でライヴをやっているのだが、そこはものすごい人。時間帯によっては、入場制限をかけていた。ステージ前までぎっしり人がつまっていてとても前には進めない。ちょうど、ルートソウルがライヴを行って、ファンキーなサウンドを繰り広げていた。途中からマルがヴォーカルで入っていた。後方だったので、音もがんがん来るわけではなく、しかも、異様に暑かったので、かなり息苦しかったが、ライヴ自体は熱く、それを見る観客の熱気もすごかった。これだけ音楽好きがいれば、閉店することもなかろうにと、ふと思ってしまうが、これも「最後だから」人が集まるのだろう。まさに「最終回シンドローム」の典型だ。それでも、こういうイヴェントが最後の日にできてよかったと思う。

CDショップの閉店は時代の流れで、もはやどうにも歯止めはかけられない。そりゃあ欲しいCDが決まってるときは、アマゾンで買うほうが圧倒的に便利。しかし、アナログのレコード店が完全にはなくならないように、数はかなり少なくなるがCDショップも完全にはなくならない。渋谷HMV閉店はその象徴的存在として語られるようになるだろう。(すでにそのように語られている)

今までもある程度そうだったが、これからの音楽家たちは、CDもしくはデジタル・データ、現物のCDであろうが、配信であろうが、録音された音源と、ライヴ音楽の二つをどうバランスよくやっていくか、明確なヴィジョンを持たなければならなくなっている。

海外ではマドンナなど、新譜CDは売れなくとも、ライヴ興行がビッグビジネスになっている。アメリカの業界で始まりだしたいわゆる「360度契約」というのが、ひとつの雛形(ひながた)だ。新譜CDの売り方も、今後はさらに模索されるだろう。プリンスの「新聞に付録でリリース」という形も、一般化するかどうかはともかく、試行錯誤の一方法だ。CD(あるいは音源)を宣伝メディアと割り切り、稼ぎはライヴで得る。そういう考え方が広まる可能性は大だ。

CDももちろん細々と残るが、パッケージはある種、今、我々がアナログ・アルバムを見つめるようなちょっとしたぜいたく品、回顧品になるのかもしれない。よい悪いは別にして、携帯で聞ければいいし、アイポッドかなにかそんなものに入って気軽に聴ければいい、と多くの人が思っている。無料ダウンロードも、違法ダウンロードも、それほどなくならないだろう。一方、ライヴはその現場に足を運ばなければならないから、これはヴァーチャルではなく、リアルだ。だが、ライヴに人を多く集めるためには、CDやダウンロードで曲がヒットしていないとだめだ。このあたりが難しい。にわとりが先か卵が先か、だ。

音楽業界が先細りしているのは、7年前に書いた下記記事が参考になる。要は音楽をミュージシャンも、聴き手も「消費財」にしたことが大きい、と僕は思う。とは言え、技術の進歩はあり、それを止めることはだれにもできない。それに加え、人々(若者)の生活が多様化し、音楽にかける資金量が圧倒的に減ったのだ。たとえば、20年前には毎月1-2万円を携帯にかけるという人はまれだった。おそらく、音楽にお金をかける余裕もあったに違いない。だがいまや携帯にそれくらいの金額は当たり前だ。

http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200310/diary20031013.html

仮に3000万人(ざっくり15歳から30歳で3000万人として)の人が毎月1000円、音楽あるいはCDなどに使えば、それだけで毎月300億円、年間で3600億円になる。現状は、音楽業界の売り上げは4300億円程度(CDなど約3600億、配信など約700億=2008年度)というから、あと、1000円余分に使ってもらえば、8000億近くに戻る。CD1枚(2000円)でなくとも、ダウンロードで6~7曲でもいい。しかし、若者にとってはこの「余分にあと月1000円」が出せないのが現状なのだ。

これは以前にも書いたが、ベリー・ゴーディーが有名な金曜朝のヒット曲選定会議で、Aという曲とBという曲、どちらを買うか、スタッフ全員に尋ねる。多数決で仮にAが票を集めたとしよう。そこでベリー・ゴーディーはさらに尋ねる。「このAという1ドルのシングル盤と、おなかがすいたときの1ドルのホットドッグ、どちらを選ぶか?」 それでも、Aが選ばれるなら、それをモータウンからシングル盤としてリリースしよう、もし、みんながホットドッグを選ぶなら、その曲はまだ何か足りない、リリースはお預けというわけだ。音楽ビジネスの真髄がここにある。今でもこの話は有効だ。ホットドッグより魅力的な楽曲はできたか、ということだ。敵は音楽業界内にいるだけではないのだ。

それにしても、HMVの最終日に集まったミュージシャンたちは、やはり熱い志を持った人たちばかりだ。ああいう形でミュージシャンが集まるっていうのは、なかなか素敵なこと。そうした中から、なんらかの次のムーヴメントが起これば、こんな素晴らしいことはない。そうなれば、HMV閉店の遺産が形になる。HMV死して、若手ミュージシャン結束強まる、なんてなれば、閉店も意義があったかと思う。

追記: そういえば、イチローのCMのときも似たような話をしたっけ。

2010年05月22日(土)
NTTのウェッブから削除されたイチローのエコCM
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10541154808.html

ENT>NEWS>HMV
ESSAY>HMV

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