blog
Masaharu Yoshioka
音楽評論家。ソウル、ブラック、ダンス・ミュージックを得意とする。ソウル・ミュージックの情報サイト、『ソウル・サーチン』ウェブ http://ameblo.jp/soulsearchin/ (なお現在ごらんのこのページはソウルサーチンブログのミラーサイトです)と同名イヴェントを運営。1975年以来、レコード、CDなどに添付されるライナーノーツは1,000枚以上執筆。その他、雑誌、新聞、テレビ、ラジオなどの番組出演も。著作に『ソウル・サーチン』、翻訳書に『マイケル・ジャクソン全記録1958-2009』、『マーヴィン・ゲイ物語引き裂かれたソウル』、『マイケル・ジャクソン観察日誌』、『モータウンわが愛と夢』など。Twitterは、http://twitter.com/soulsearcher216 フォローしてください。
TITLE: ☆スティーヴィー・ワンダー・トリビュート~ケイリブ・ジェームスら
March 31, 2010
【Stevie Wonder Tribute:】
スティーヴィー。
ケイリブ・ジェームス、ピアノの秋谷えりこさんらが集まって、スティーヴィー・ワンダー作品をカヴァーするトリビュート。ブルース・アレイ。
スティーヴィーは、『ソウル・サーチン』でも記念すべき1回目と2回目にとりあげた。2003年11月と2004年4月。初回はレコード、2回目にケイリブの弾き語りでやってもらった。そこからどんどんバンド志向になっていった。スティーヴィーは何しろいい曲が多いだけに、選ぶのが苦労するのは大変よくわかる。15曲(内1曲はメドレー)だが、選曲の密度は濃く、当たり前だが捨て曲がない。
冒頭2曲がインスト曲だったが、これにセカンドのトップが「コンテュージョン」、途中でラムゼイ・ルイスがやった「スプリング・ハイ」というインスト曲で、4曲が歌なし。しっかり歌を歌うのがケイリブ、ゲイリーとユリとサユリー。「コンテュージョン」は元々『キー・オブ・ライフ』収録のインストなので、これはおもしろい試み。インストはこれ1曲、あるいはどうしてもというならあと1曲くらいでよいのでは?
「イフ・イッツ・マジック」は、オリジナルはハープを使うが、ケイリブ曰く「ハープはレンタルするのがものすごく高いので(笑)、今日はピアノでやる」といって、ハープ部分を秋谷さんがグランドピアノで伴奏。これはなかなかのアイデアだ。
印象に残ったのは、ケイリブが少し解説した組曲となっている「スーパーウーマン」のフル・ヴァージョン。「子供のころ、スティーヴィーがこの曲をやっているのを聴いて、スティーヴィーが何かコミックの曲をやったのかと思った。スーパーマンの女版で、スーパーウーマンかと思った。そうしたら、ぜんぜん違ってた。組曲スタイルになっているすばらしい曲です」と言って約8分余を歌いきった。
ただこれだけの曲数をやっても、スティーヴィーのあれも聴きたい、これも聴きたい、という曲はある。なお、結局、「アイ・ジャスト・コールド・トゥ・セイ・アイ・ラヴ・ユー」は、時間の関係でできなかった、という。なんだ。(笑) 全体的にゆるい感じで進行していたので、スティーヴィーのライヴでも見て、全体的な流れを参考にするといい。スティーヴィーは後半のメドレーで一気に煽るからねえ。
■ 過去スティーヴィー関連記事
(2007年2月のジャパン・ツアー総力取材記事。全部読むと相当読み応えがあり、スティーヴィー博士になれます(笑))
February 18, 2007
Stevie Wonder Live: Yokozuna Of Musician
http://blog.soulsearchin.com/archives/001594.html
スティーヴィーの前回来日ライヴ評。ここに過去スティーヴィー関連記事一覧があります。
February 19, 2007
Stevie Wonder: Day Two: “Because I Like It”
http://blog.soulsearchin.com/archives/001601.html
February 20, 2007
Stevie Wonder Live: Secret Of His Live Performance
http://blog.soulsearchin.com/archives/001602.html
February 21, 2007
Stevie Wonder In Nagoya: Sings “Lately” Finally
http://blog.soulsearchin.com/archives/001603.html
February 23, 2007
Special Jam Night; Stevie Wonder’s Band: Music Is My Hobby
http://blog.soulsearchin.com/archives/001605.html
February 25, 2007
Stevie Wonder At Sendai: Show Dedicated To His Mother
http://blog.soulsearchin.com/archives/001607.html
February 28, 2007
Stevie Wonder Osaka Setlist: 4 Songs In A Row From “Innervisions”
http://blog.soulsearchin.com/archives/001610.html
March 01, 2007
Stevie Wonder Japan Tour: It Was A Mini “Innervisions” Tour
http://blog.soulsearchin.com/archives/001611.html
■ 最近のベスト 『ディフィニティヴ・コレクション』
Universal International (2005-10-11)
売り上げランキング: 66739
■ メンバー
WE Love Stevie Wonder
(Vo/Key)Kaleb James (Pf/Key)秋谷えりこ (Ds)JAY Stixx (B)滝元堅志
(G)マサ小浜 (Sax/Fl)Andy Wulf (Vo)Yuri、Sayulee、Gary Scott
■Setlist : We Love Stevie Wonder: Tribute: March 29, 2010
セットリスト
[ ] denotes singer
show started 19:44
01. Higher Ground (Instrumental)
02. Another Star (Instrumental)
03. As [Kaleb + Yuri + Sayulee]
04. Isn’t She Lovely [Gary]
05. Ribbon In The Sky [Kaleb]
06. Send One Your Love [Sayulee]
07. Superwoman [Kaleb]
show ended 20:40
show started 21:15
01. Contusion (Instrumental)
02. Too High [Kaleb]
03. Medley: Signed, Sealed, Delivered And I’m Yours [Kaleb]
Until You Come Back To Me [Yuri]
It’s A Shame [Gary + Yuri]
If You Really Love Me [Kaleb]
Betcha Wouldn’t Hurt Me [Yuri]
All I Do [Kaleb]
04. Spring High (Instrumental)
05. If It’s Magic [Gary & Kaleb]
06. Living For The City [Kaleb]
Enc. Supersitition [Gary]
Enc. I Wish [Kaleb]
show ended 22:25
(2010年3月30日火曜、目黒ブルース・アレイ=ウィ・ラヴ・スティーヴィー・ワンダー・トリビュート)
ENT>MUSIC>LIVE>We Love Stevie Wonder Tribute
2010-48
TITLE: ◎椎名純平ライヴ@モーション・ブルー
March 30, 2010
【Shiina Junpei & Soul Force Live At Motion Blue】
ゴツイ。
けっこうよく遭遇するシンガーながら、本人のフル・ライヴはまだ見たことがなかった椎名純平さんが、彼のバンド「ソウル・フォース」でのライヴをやるという。本人と奇しくもキーボードのスインゴー(Swing-O)氏からもお誘いいただき、横浜モーション・ブルーへでかけた。椎名さんには、マーヴィン・ゲイの自伝『マーヴィン・ゲイ物語~引き裂かれたソウル』の書評を、週刊文春で書いていただき大変お世話になりました。その節はありがとうございます。
さて、ドラムス、ギター、ベース、キーボードの4人にスペシャル・ゲストでソイル・アンド・ザ・ピンプスからトランペット、サックスが参加。本人もキーボードを弾きながらヴォーカルを担当。今回はほとんど新曲ということで、僕も初めて聴く曲ばかりだったが、アップテンポの曲も、ミディアムテンポの曲も、どれもものすごくグルーヴ感があって、ときにファンキーですごくソウルフルだった。ギターが木下航志くんの品川教会のライヴでお世話になった武内さんだったのだが、そのときとはまったく違った感じのファンキーさでびっくりした。
ドラムスの白根くん、ベースの鈴木さん、そして、キーボードのスインゴー、そして、ゲストで入ったサックス(元晴)とトランペット(ダブゾンビ)(いずれもソイル・アンド・ザ・ピンプスのメンバー)の2人も、たぶん黒い音楽への理解が一致しているので、きちんとこうした音が出せるのだろう。つまり、ミュージシャンたちが音のイメージと方向性をしっかりと共有しているわけだ。すばらしい。
おもしろかったのが、白根くん以外、全員帽子を被っていたこと。スインゴー氏の意見で、メンバーそれぞれが自分自身の考えるソウルフルさをファッションに取り入れるということで、この日のファッションをそろえたそうだ。
椎名さんは滑舌よく、日本語詞がはっきり聴こえる。たとえば、「キスはせつなく」では、「キスは切なく後を引くのがいいよね。何も言わないで今は唇だけで語り明かそう」とか、「ゴキゲンナナメ」での「同じ部屋にいるのに、そこにはベルリンの壁、ごっきげん・なな~~め」などの、ちょっとしたフレーズがソウルフルな声とともに印象に残る。「奇跡の庭」という曲は、モータウン・サウンド(シュープリームスの「ユー・キャント・ハリー・ラヴ」など)を思わせるリズムパターンでポップだった。
なお、この日彼が歌った楽曲については、彼自身が本人のブログで後日曲解説を書くとのこと。
彼がMCで「分厚いバンド、ゴツイ・サウンド」と言っていたこのバンドは、まさにその言葉通り。後は、これをどうやって広めていくか、ということですね。こういうバンドで、武道館とまでは言わなくとも、500人~1000人入ると状況は変わるような気がする。ぜひがんばって欲しい。
■ 椎名純平ブログ
http://blog.goo.ne.jp/shiinajunpei/
■ メンバー
Shiina Junpei & The Soul Force /椎名純平 & The Soul Force
椎名純平(vo,electric piano)、竹内朋康(g)、鈴木 渉(b) 、白根佳尚(ds)
ゲスト:SWING-O(key)、タブゾンビ(tp)、元晴(sax)
■ セットリスト 椎名純平&ザ・ソウル・フォース @モーション・ブルー、2010年3月28日(日)
Setlist
show started 20:36
00. Intro
01. Eyes On Me
02. To The Limit
03. Rainbow Eyes
04. キスはせつなく
05. Shine Shine Shine
06. やみつきスピード
07. ゴキゲンナナメ
08. 奇跡の庭
Enc. Bluebird Lady (Swing-O on piano)
Enc. (Jam session)
Enc. ショウタイム
show ended 22:04
(2010年3月28日日曜、横浜モーション・ブルー=椎名純平&ソウル・フォース・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Shiina, Junpei & Soul Force
2010-47
TITLE: ◆クール&ザ・ギャング・ライヴ@ビルボード~すべてヒット曲のパーティー
March 28, 2010
◆クール&ザ・ギャング・ライヴ @ビルボード~すべてヒット曲のパーティー
【Kool & The Gang: All The Hits Keep On Coming】
ヒット。
ニュージャージーのパーティー・バンド、クール&ザ・ギャング久々の来日公演。来日自体は2004年12月大阪、福岡などのブルーノート出演以来5年3ヶ月ぶり。東京地区では1997年9月ヴェルファーレ以来12年半ぶりになる。そんなになるか。ただ、その間もリード・シンガーだったJTテイラーが2000年代には6回以上来日してクール時代の曲を多数やるので、クールのヒット曲を生で聴いていた印象はある。とは言うものの、本家のバンドで聴くのは久しぶりなので、改めてバンド・サウンドはいいなあと感じる。ただし、今回のクールには、JTははいっていない。
クールは、1975年の初来日中野サンプラザから見ている。あのときは、「ファンキー・スタッフ」「ジャングル・ブギー」などがディスコで大ヒットしていたので、ものすごく盛り上がった。「サマー・マッドネス」を延々と10分近くやっていたような気がする。パーティー・ソングの洪水の中に、あれだけ、ぽっとオアシスのように清涼飲料水のごとくセットリストの入っていたのでものすごく印象的だった。
その後も、来日のたびに見ていると思う。1986年には、はるばるシンシナティーまで見に行ったこともある。JTは、有明MZAにも来ていた。あれは、クールと一緒だったか、いや、ソロだったかな。JTがソロで来たり、グループで来たりと来日回数は多いので、日本でもなじみのバンドだ。インタヴューも何度もした。
さて、イントロでヒット曲がフラッシュで次々に1-2小節ほど流れ、おもむろにメンバーが登場。一挙にパーティーのスタート。次々と繰り出されるダンス・ナンバー、そして、そのいずれもが大ヒット曲ばかり。まさに、ヒット曲ですべてショーをぐいぐいともって行く、そんな感じだ。一階は最初から立ち上がり、盛り上がる。バンドの演奏が多少荒っぽくても、これだけのヒットを立て続けに演奏すれば、パーティーはまちがいなく盛り上がる。リーダーのベース、ロバート・ベルは白いスーツでかっこよく決めていた。ドラマーが若いせいか、あんまりギトギトのファンクっぽい雰囲気ではなかったのが意外。
ライヴが終わっても、メンバーはなかなかステージから降りずに、ファンと握手を交わしていた。大量のダンス・ヒットで煽るステージは、観客の熱狂を生み出した。個人的なリクエストとしては、初期のヒット、たとえば、「ファンキー・スタッフ」「ジャングル・ブギー」「ハリウッド・スウィンギン」、日本で人気の「チョコレート・バターミルク」なんかを聴きたい。次回来日時には、ぜひ若干のセットリストの追加をお願いしたい。何しろ、60分ではヒット曲、やりきれないわけだから。(笑)
(のりのいいライヴに行く前には、ワイルド&ジューシーなハンバーガーかなんかで元気をつけるに限る。あるいは、ギトギトのフライド・チキンでもよい。そのお供はチョコレート・バターミルク)
■ 過去関連記事
クール&ザ・ギャング『クール&ザ・ギャング・プレゼンツ・ギャングランド』2001年のCDのライナーノーツ原稿
http://www.soulsearchin.com/entertainment/music/linernotes/kool20010821.html
January 10, 2008
“Spirit Of The Boogie” Live At Blues Alley
http://blog.soulsearchin.com/archives/2008_01_10.html
January 11, 2008
“Chocolate Buttermilk” (Kool & The Gang) Story: Music Comes And Goes
【『チョコレート・バターミルク』ストーリー】
http://blog.soulsearchin.com/archives/2008_01_11.html
June 27, 2006
Claydes “Charles” Smith Of Kool & The Gang Dies At 57
【クール&ザ・ギャングのオリジナルメンバー、チャールス・スミス死去】
http://blog.soulsearchin.com/archives/001095.html
■クール&ザ・ギャング・ベスト
Polygram (1996-03-19)
売り上げランキング: 60627
■メンバー
(+)は、オリジナル・メンバー、もしくはそれに順ずるメンバー。
ロバート・クール・ベル / Robert Kool Bell(Bass)(+)
ジョージ・ブラウン / George Brown(Keyboards)(+)
デニス・トーマス / Dennis Thomas(saxophone/ Vocals)(+)
ショーン・マッキラー / Shawn McQuiller(Vocals/Guitar)
ラヴェル・エヴァンス / Lavell Evans(Vocals)
エミール・ベイヤン / Amir Bayyan(Guitar)(+)
カーティス・ウィリアムス / Curtis Williams(Keyboards)(+)
ブロデリック・ギッテンス / Broderick Gittens(Trumpet)
クリフォード・アダムス / Clifford Adams(Trombone)(+)
ティモシー・ホートン / Timothy Horton(Drums)
■ セットリスト クール&ザ・ギャング@ビルボード
Setlist: Kool & The Gang, March 26, 2010
show started 21:36
00. Intro: Flash Medley of Hits Of Kool & The Gang: Hollywood Swinging ~Jungle Boogie ~ Funky Stuff ~ Open Sesami~ Summer Madness ~ Joanna ~ Too Hot ~ Fresh ~ Cherish ~ Ladies Night ~ Get Down On It ~ Celebration
01. Fresh
02. Tonight
03. Emergency
04. Misled
05. Joanna
06. Too Hot
07. Open Sesami
08. Jungle Boogie。
09. Cherish
10. Ladies Night
11. Get Down On It
Enc Celebration
show ended 22:39
(2010年3月26日金曜、ビルボードライブ東京=クール&ザ・ギャング・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Kool & The Gang
2010-46
TITLE: ★ジェラルド・オルブライト~ファンキーにクールにスムースに
March 27, 2010
【Gerald Albright : Funky, Cool & Smooth】
クール。
きっちりしたリズム、叫ぶサックス、泣くサックス。ヴェテラン・サックス奏者、ジェラルド・オルブライトのソロ・ライヴ。何度か、サポートアクトとしても来日し、また単独でも何度かやってきている。
同じサックスでも、たとえば、メイシオ・パーカーなどよりは、メローで洗練されていて、メイシオまでファンキーではなく、かといってケニーGほど、白っぽくない、そんな立ち位置のサックス奏者。まさに、スムース・ジャズというのにぴったりかも。
「さあ、みんな、指をこういう感じで鳴らしてくれ」と言って始めた曲は「バミューダ・ナイツ」。あるいは、「昨日、ここに来てくれたお客さんからリクエストされた曲をやろうと思う。その彼らは、あそこに座ってるようだ。(笑)」と説明して始めたのが、ジョニー・ギルの大ヒットで知られる「マイ・マイ・マイ」。曲がいいだけに、これは、ジェラルドのサックスも特にむせび泣く。途中で、サックスを吹くのではなく、吸っているのか、おもしろい音をだしていた。この日、一番よかったパフォーマンスだ。
また、モータウンで活躍したサックス奏者、ジュニア・ウォーカーに捧げる作品として「ウォーカーズ・シーム」をやり、彼にトリビュート。6曲目は、2010年6月15日に発売される14作目の新作からで、ハイチの人へ捧げる作品だと言ってからプレイした。アンコール曲、レイ・チャールズの「ジョージア・オン・マイ・マインド」は、後半からジェームス・ブラウン、メイシオなどのリフを織り交ぜ、盛り上がってショーを終えた。
(で、このあと、築地に海鮮丼、行ったわけです(笑))
■過去関連記事
October 12, 2005
Gerald Albright Live: Picked Up A Piece Of Soul
http://blog.soulsearchin.com/archives/000577.html
(2005年8月28日日曜、ブルーノート東京・セカンド=ジェラルド・オルブライト・ライヴ)
■ ベスト・アルバム
Rhino (2007-10-16)
売り上げランキング: 70234
■ メンバー
Gerald Albright (Sax)
Tracy Carter (Keyboards)
Mevlin Davis (Bass)
Judge Williams (Drums)
■ セットリスト: ジェラルド・オルブライト@コットンクラブ
Setlist : Gerald Albright @ Cotton Club, March 25, 2010
show started 21:31
01. To The Max
02. Bermuda Nights
03. My, My, My
04. Walker’s Theme
05.
06. Road To Peace
07. Highway 70
Enc. Georgia On My Mind — A riff of James Brown
show ended 22:48
(2010年3月25日木曜、丸の内コットンクラブ=ジェラルド・オルブライト・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Albright, Gerald
2010-45
TITLE: ▲ジェイソン・デルーロ・ショーケース・ライヴ
March 26, 2010
【Jason Derulo Showcase Live】
ショーケース。
「ワッチャ・セイ」がデビュー曲で全米1位になった新人、今年20歳のジェイソン・デルーロがプロモーションで来日。2010年3月24日(水)、渋谷のウーム(Womb)でショーケース・ライヴを行った。
ジェイソンは、1989年9月21日フロリダ州マイアミ生まれ。現在20歳。3人兄弟の末っ子。ハイチ系アメリカ人の両親の元に生まれた。ステージに上がったジェイソンはとても20歳には思えないほど堂々とした雰囲気。
この日は、東京のFM局Jウェイヴ主催のリスナー招待。7時からDJタローのDJがあり、ジェイソンは7時50分頃登場。アンコール含め6曲をトラックで披露した。ステージにはジェイソンのほか、男女2名ずつのダンサー。
ジェイソンはけっこう背が高く、CDで聴かれるようなちょっと「ロボ声」で歌う曲も。何よりダンサーとともに踊るダンスがうまい。本当に最近のR&B系アーティストはみなダンスがうまい。
この日は本編が終わったあと、DJタローらがジェイソンにインタヴューをし、質疑応答を軽くしていたが、その途中で、なんとタイガー・ウッズ(偽者)が登場。(オバマのマネをする芸人さん。名前忘れた) 「ワッチャ・セイ」がタイガーがメディアで叩かれているときに、よくかかっていたそうだ。タイガーとジェイソンがわけのわからないやりとりをして、笑いを取った。
■ ジェイソン・デルーロ(日本盤)
ワーナーミュージック・ジャパン (2010-03-10)
売り上げランキング: 25999
■ アメリカ盤
ワーナーミュージック・ジャパン (2010-03-10)
売り上げランキング: 346
セットリスト
Setlist
show started 19:50
01. Sky’s The Limit
02. Ridin Solo
03. In My Head
04. What If
05. Love Hangover
Enc. Whatcha Say
show ended 20:25
(2010年3月24日水曜、渋谷ウームWomb=ジェイソン・デルーロ・ショーケース・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Derulo, Jason
2010-43
TITLE: ■スティーヴィー・ワンダー・トリビュート、ケイリブらが集結
March 25, 2010
【Stevie Wonder Tribute At Blues Alley】
スティーヴィー。
イヴェント『ソウル・サーチン』のハウス・バンド、ソウル・サーチャーズのリーダーでもあり、日本の音楽シーンで活躍するケイリブ・ジェームスとピアノの秋谷えりこらが集まり、目黒ブルース・アレイで「スティーヴィー・ワンダー・トリビュート」のライヴを2日間にわたって行う。ケイリブらのほかに、ジェイ・スティックス、マサ小浜、ユリ、ゲイリー・スコットらのソウル・サーチャー陣も参加する。日時は2010年3月29日(月)、30日(火)、いずれも午後7時半から。
ケイリブによると、「スティーヴィーの曲には本当に素晴らしい楽曲が多い。なかなか選び切れなかった。だから、1日目に十数曲やったら、そこから何曲か2日目には入れ替えるつもりだ。たとえば、1日目に『レイトリー』やったら、2日目は『リボン・イン・ザ・スカイ』にするとかね」と言う。
「スティーヴィーが他のアーティストに対して書いた曲の中にも本当に素晴らしいものがある。そうした曲もやるよ。そうそう、今回初めて知ったんだが、『スーパーウーマン』のフル・ヴァージョンをやろうと思っている。あれがあんなに長い曲だったとは知らなかった。素晴らしい」
「日本でとても人気のある曲に『アイ・ジャスト・コールド・トゥ・セイ・アイ・ラヴ・ユー』があるだろう。確か、『ソウル・サーチン』(2004年4月)のときには、これはやらなかった。人気はあるんだが、みんなこの曲が嫌いだからね。(笑) で、今回も僕はやるつもりはなかったんだが、ラウル・ミドンのヴァージョンを聴いたら、あれがすばらしくてね。あの路線だったらやってもいいと思って、ラウルのヴァージョンをベースにしてやってみることにしたんだよ」
『ソウル・サーチン』では第1回と第2回でスティーヴィー・ワンダーを取り上げた。ただ1回目はバンドはなく、2回目はケイリブの単独パフォーマンスだった。2004年4月だから、もう6年も前のことになる。
■スティーヴィー・ワンダー・トリビュート~ウィ・ラヴ・スティーヴィー
日時 2010年3月29日(月)、30日(火) 午後7時半から
会場 目黒・ブルースアレー http://www.bluesalley.co.jp/
住所 〒153-0063 東京都目黒区目黒1-3-14
ホテルウィング・インターナショナル目黒B1F
電話 03-5740-6041(予約専用電話)当日のお店の番号03-5496-4381
料金 5000円(前売り)このほかにテーブルチャージ525円と飲食代別途
メンバー
(Vo/Key)Kaleb James (Pf/Key)秋谷えりこ (Ds)JAY Stixx (B)滝元堅志
(G)マサ小浜 (Sax/Fl)Andy Wulf (Vo)Yuri、Sayulee、Gary Scott
■ キー・オブ・ライフ (グレイト・ソングスの宝庫~奇跡のアルバム)
Japanese Import (2000-05-02)
売り上げランキング: 4868
ENT>ANNOUNCEMENT>Stevie Wonder Tribute
TITLE: ●ダイアン・リーヴス・ライヴ:完璧なストーリーテラー
March 24, 2010
【Dianne Reeves Live At Billboard】
完璧。
ほぼ毎年のようにやってくるジャズ・シンガー、ダイアン・リーヴスのライヴ。ダイアンは、本当に歌手の手本のようなシンガー。完璧な発音、ディクション、歌唱。そして、音ははずさない安定した歌は、まるでレコードを聴いているかのよう。しかも、バックの音に負けない、しっかりとした声量もある。
彼女は、事前にまったくセットリストを作らない。ステージでその場でミュージシャンに小さく低い声で次の曲名を伝える。なので、今回のセットリストは、ライヴ終了後、ちょうどライヴを見にいらしていたジャズの音楽ライター工藤由実さんにご紹介いただいたギターのロメロ・ルバンボさんに思い出してもらって制作した。(大感謝である)
ジャズ、ボサノバ、ブルーズ、ゴスペル、ソウル、アフリカ調、フォーク調と、実にさまざまな音楽ジャンルを取り混ぜ、しっかりとした歌唱を聴かせる。本当に歌声だけで、観客を虜にできるシンガーだ。たとえば、5曲目の「ウィンドミルズ・オブ・ユア・マインド」の曲頭は、アフリカ語をいれたようなアフリカ調、ちょっと『ライオン・キング』を思わせるような雰囲気から、どんどんと物語を盛り上げ、ストーリーの起承転結をつける。まるで映画を見ているかのように感じられる。ダイアンは完璧なストーリーテラーだ。
ダイアンには、85歳になる母がいるそうで、その母のために書いた曲が8曲目の「ゼアル・ビー・ア・グッド・デイ」という曲だった。
ギターのロメロさんによれば、ダイアンは次にやる曲を低い声で言うので、ステージ上ではときどき聞き取れないときもある、という。そんなときは、ベース奏者か、ドラマーか自分の近くにいるミュージシャンに「次の曲は?」と尋ねるそうだ。そして、たくさんある楽譜から、その曲の楽譜を探し出す。
また、彼は何度も来日しているそうで、「今回の来日が22回目だよ」と付け加えた。渡辺貞夫など多くのミュージシャンのバックをつけている。彼はブラジル出身のギタリストで、ダイアンのバンドには1996年から在籍。1曲目に演奏したインスト曲は彼の作曲した作品だった。
■ 過去関連記事
2004/02/25 (Thu)
A Drop Of Soul : Dianne Reeves Live At Blue Note
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200402/diary20040225.html
■ ダイアン・リーヴス (現在のところ最新作)
Blue Note (2008-02-29)
売り上げランキング: 91273
■ メンバー
ダイアン・リーヴス / Dianne Reeves(Vocals)
ピーター・マーティン / Peter Martin(Piano/Music Director)
ロメロ・ルバンボ / Romero Lubambo(Guitar)
ルーベン・ロジャース / Reuben Rogers(Bass)
テレオン・ガリー / Terreon Gully(Drums)
■セットリスト ダイアン・リーヴス@ビルボードライブ東京 2010年3月22日月曜
Setlist: Dianne Reeves @ Billboard Live Tokyo
(Special thanks to Mr. Romero Lubambo for compiling to setlist)
show started 21:02
01. Bachiao[Instrumental] (Romero Lubambo)
02. In Your Eyes
03. Triste (Jobin)
04. One For My Baby
05. Windmill’s Of Your Life
06. But Beautiful
07. Midnight Sun
08. There’ll Be A Good Day
Enc. Mista
show ended 22:28
(2010年3月22日月曜、ビルボードライブ東京=ダイアン・リーヴス・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Reeves, Dianne
2010-42
TITLE: ⊿ロイ・エヤーズ&フィリップ・ウー・ライヴ・アット・モーションブルー
March 23, 2010
【Roy Ayers & Philip Woo: Live At Motion Blue】
32年。
初めて出会ってから32年を経て、再び異国の地で同じステージに立つ2人のミュージシャン、ロイ・エヤーズとフィリップ・ウー。すでに何度も日本でも同じステージに立っているロイとフィリップのジャパン・ツアー。今回は、基本的には普段のフィリップ・バンドにロイとヴォーカルのジョン・プレスリーが客演する形で、名古屋、コットン、モーション、代官山ユニット、札幌などでのライヴ・ツアーを敢行。
これまでのロイとフィリップの関係については、過去関連記事を読んでいただくとして、僕は、火曜日コットンに行く予定だったが、風邪をひいたために、急遽日曜のモーションへ。
モーションの観客は、比較的静かだったように感じたが、フィリップやベースのクリフなどのパフォーマンスは、ロイがいると、俄然輝きを増す。まあ、ミュージシャンたちのケミストリー(化学反応)のいい例だ。コットンやユニットは観客とかなり一体になって、熱狂的に盛り上がったそうだ。やはり、ロイとなると、クラブ系の若い観客多し。また、この日はケイリブ・ジェームス、ゲイリー・アドキンス、デイヴィッド・キングらのヨコハマ・ソウル・ブラザースがそれぞれ別個に来ていた。ヴォーカルで入ったティファニーは、一時期日本に住んでいて、今はアメリカに戻っていたシンガー。たまたま一週間ほど日本に来ていて、飛び入りで入った。
各曲にフィリップが解説をしながら楽曲をプレイ。たとえば、「ロイの音楽は、ハウス・ミュージックや後のアシッド・ジャズに大きな影響を与えた。そんな元になった一曲をプレイします」と言って、「キャント・ユー・シー・ミー」を演奏。そして、本編最後の「エヴリバディー・ラヴズ・サンシャイン」では、ロイの友人、トクがトランペットを持って登場。堂々のパフォーマンス。まるでメンバーのようだ。
ロイは、本当に若いミュージシャンと交流するのが好きだ。どんなミュージシャンにも扉は開き、ステージに上らせるチャンスを与える。かつて、フィリップもそうしてミュージシャンとしての第一歩を踏み出した。このあたりのミュージシャンシップには本当に脱帽である。すばらしい。
ロイは1940年9月10日生まれ。現在69歳。とても、そんな年には見えない。
■ ロイ・エヤーズ 『エヴリバディー・ラヴズ・サンシャイン』
Polydor (1993-07-06)
売り上げランキング: 54358
■ Roy Ayers : A Tear To A Smile (この日プレイした曲)
Verve (2009-08-11)
売り上げランキング: 130674
■ ロイ・エヤーズ過去関連記事
2009年05月21日(木)
ロイ・エヤーズ(エアーズ)、渋谷の若者を熱狂させる
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20090521.html
(前回ライヴ評)
July 09, 2008
“Funkin’ Party For Blue Note”(Part 1) : Superstars Of Jazz Fusion Live
http://blog.soulsearchin.com/archives/002601.html
(前々回来日時、ライヴ評)
October 25, 2007
Roy Ayers & Bilal Live At Billboard
http://blog.soulsearchin.com/archives/002104.html
(ロイ・エヤーズ前前々回来日ライヴ評)過去記事一覧も。
October 08, 2006
Philip Woo Will Be At Cotton Club With Roy Ayers: Reunion First In 28 Years : Philip Reveals His First Encounter With Roy (Part 1)
http://blog.soulsearchin.com/archives/001312.html
フィリップ・ウーはロイ・エヤーズのバックを務めたところから、音楽業界に足を踏み入れた。フィリップとロイの関係。
November 06, 2006
Philip Woo And Roy Ayers Live: After 28 Years…
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_11_06.html
November 07, 2006
Keyboard Wizard Meets Vibraphone Master: Philip & Roy
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_11_07.html
フィリップとロイのパフォーマンス。
2004/03/11 (Thu)
Roy Ayers Live At Blue Note: Music Is My Lady, My Mistress
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20040311.html
2003/08/21 (Thu)
Roy Ayers Live At Motion Blue: Music Makes Him Young
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20030821.html
■Members:
Roy Ayers (Vibe, Vocal)
Philip Woo (Keyboards)
Cliff Archer (Bass)
Jay Stixx (Drums)
Hank Nishiyama (Guitar)
John Pressley (Vocal, Percussion)
Tiffany Martin (Vocal)
Miyazaki Takahiro (Sax)
Ichihara Hikari (Trumpet)
Toku (Trumpet) Special Guest
■ セットリスト Roy Ayers & Philip Woo Band, March 21, 2010
Setlist
show started 20:31
01. Fikisha
02. Red, Black & Green
03. The Third Eye
04. We Live In Brooklyn (Yokohama)
05. A Tear To A Smile
06. Can’t You See Me
07. Searchin’
08. Everybody Loves Sunshine
Enc. Love Will Bring Us Back Together (+Toku)
show ended 21:59
(2010年3月21日日曜、横浜モーション・ブルー=ロイ・エヤーズ&フィリップ・ウー・バンド・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Ayers, Roy & Woo, Philip
2010-41
TITLE: △木下航志『ドゥ・ザ・ソウル』(Vol.8)
March 22, 2010
△木下航志『ドゥ・ザ・ソウル』(Vol.8)
【Kishita Kohshi’s Do The Soul】
ソウル。
すっかりおなじみになってきた木下航志のソウルを中心にカヴァーする定期ライヴ、その名も「ドゥ・ザ・ソウル」。その第8回。
第一部のオープニングは、山下達郎の「ラヴ・スペース」。大体、セットに1曲、達郎さんのカヴァーをいれこむ。よほど好きなのだろう。そこから、ダニー・ハザウェイ、ブルーズ、スティーヴィー、ゴスペル、マーヴィン、レイ・チャールズなどのソウル・ヒットのカヴァーが縦横無尽に出てくる。
航志くんの魅力は、その歌声、声そのものにある。そして、力強い歌唱。これはワン・アンド・オンリーで、誰をもうならせる力を持っている。そして、最近ではフィリップ・ウー先生のご指導のもと腕を上げているキーボードも魅力だ。
ライヴ叩き上げだけに、ステージ裁きは、うまいものだが、この日は1曲終わるごとに何かをしゃべるので、けっこうしゃべりが長い印象がした。ところどころ、2-3曲メドレーにして、トークを3分の1くらいに減らしてもいいのではないだろうか。たとえば、13~16など、4曲メドレーノンストップでもいい。もちろん、彼のトークは独特の間合いがあって、面白いのだが。それと英語曲の発音をさらに、もう一段階レベルアップさせたい時期だ。
+++++
■メンバー
木下航志 (ヴォーカル、キーボード)
フィリップ・ウー (キーボード)
名村武 (ベース)
マサ小浜 (ギター)
ピエール・アンドレ (サックス、パーカッション、ヴォーカル)
河合マイケル (ドラムス)
タヒーラ (バックヴォーカル)
エミ (バックヴォーカル)
■ セットリスト 木下航志@ブルース・アレイ 2010年3月20日(土)
Setlist
show started 19:42
01. Love Space [Yamashita Tatsuro]
02. Someday We’ll All Be Free [Donny Hathaway]
03. Stormy Monday Blues [Standard]
04. You’re The Sunshine Of My Life [Stevie Wonder]
05. I’ll Be There [Jackson Five]
06. 蘇州夜曲
07. We Got Rhythm [Original]
08. His Eyes On The Sparrow [Gospel]
09. Joy To The World [Three Dog Night]
show ended 20:40
second set
show started 21:13
10. What’s Going On [Marvin Gaye]
11. Love Is Everywhere [Original]
12. Try To Be A Man [New Song, Original]
13. Georgia On My Mind [Ray Charles]
14. Mess Around [Ray Charles]
15. You & I [Stevie Wonder]
16. My Cherie Amour [Stevie Wonder]
17. People Get Ready [Impressions, Aretha Franklin]
18. Rock With You [Michael Jackson]
Enc. Stand By Me [Ben E. King]
Enc. Ain’t No Mountain High Enough [Tammi Terrell & Marvin Gaye]
show ended 22:31
(2010年3月20日土曜、目黒ブルース・アレイ=木下航志ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Kishita, Kohshi
2010-40
TITLE: ☆チャック・ブラウン&ソウル・サーチャーズ・ライヴ
March 21, 2010
☆チャック・ブラウン&ソウル・サーチャーズ
【Chuck Brown & The Soul Searchers Live】
ノンストップ。
チャック・ブラウン&ソウル・サーチャーズの2008年2月以来ほぼ2年1ヶ月ぶりのライヴ。
アメリカの首都ワシントンDCで始まった「ゴー・ゴー・サウンド」は陶酔のリズム。魔術のビート。酩酊のグルーヴだ。その真骨頂は、ノンストップで延々と続く同じビートの快感だ。ほぼ定刻にスタートしたそのリズムは、本編最後の「バスティン・ルーズ」まで、一挙に80分間まったく休みなく、ノンストップの一大メドレーになった。もちろん、どこで曲が変わったのかなど、ほとんどわからない。
メンバーがステージにあがり、チャック・ブラウン御大が出てくると、一階席の観客の一部は、もはや立ち上がる。
そして、始まったビートは、そのままのBPMで永遠と続いた。彼らは、まさにライヴ叩き上げバンド。スタジオでCDを録音するより、圧倒的にライヴでのほうが魅力的だ。
それにしても、このセイム・ビートが永遠と続くところは「ゴー・ゴー・サウンド」の最大の特色ながら、じょじょに麻薬のように効いてくる。
ホーン・セクションたちもリズムに合わせて踊る。後半からは、少し小柄なリトル・ベニーがラップと歌を披露。ファンク温度はあがりっぱなしだ。
そのリトル・ベニーは、足が悪いのか終始椅子に座ってラップをしたり、歌っていたが、その両腕の動かし方など、切れはよくリズム感抜群だ。ショーが始まって1時間15分ほどで、「バスティン・ルーズ」になだれ込み。しかし、意外なほど短かった。この時点でもう一曲の大ヒット「ウイ・ニード・マネー」がまだ演奏されておらず、観客はこれを待ちわびていた。お客さんの中には、ダミーのドル紙幣を片手に今か今かと待っているファンも。そして、「ウイ・ニード・マネー」に、もういちど「バスティン・ルーズ」をまぜて、大団円は終了。
チャック・ブラウンは、1935年8月生まれ。昭和10年生まれ。現在74歳だ。いやあ、若い。Young At Heartとはこのことだ。
■ チャック・ブラウン&ザ・ソウル・サーチャーズ
売り上げランキング: 559373
■ チャック・ブラウン過去関連記事
2008年02月18日(月)
チャック・ブラウン・ライヴ
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080218.html
(前回ライヴ評)
2008年02月19日(火)
チャック・ブラウンかく語りき
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080219.html
2008年02月21日(木)
チャック・ブラウン来日履歴
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080221.html
■ メンバー
チャック・ブラウン/Chuck Brown(Vocals/Guitar)
リトル・ベニー/Little Benny(Vocals)
ケーケー・ドネルソン/KK Donelson(Vocals)
スウィート・チェリー/Sweet Cherie(Vocals/Keyboards)
カールストン・アイス・ロス/Karlston “Ice” Ross(Bass)
アントニオ・パーカー/Antonio Parker(Saxophone)
ブラッド・クレメンツ/Brad Clements(Trumpet)
グレゴリー・ボイヤー/Gregory Boyer(Trombone)
マイティー・モー・ハガンス/”Mighty Mo” Hagans(Percussion)
ケニー・キックフット・グロス/Kenny “Kwickfoot” Gross(Drums)
■ セットリスト
Setlits : Chuck Brown & The Soul Searchers @ Billboard Live Tokyo, March 18,2010
(Special thanks to Mr. Motoyanagi for information)
[ ] =denotes original artist
show started 21:31
01.Love Theme from The Godfather [Henri Mancini]
02.Harlem Nocturne [Glenn Miller, etc]
03.It Don’t Mean A Thing (If It Ain’t Got That Swing) [Duke Ellington]
04.Midnight Sun [Lionel Hampton and Sonny Burke]
05.Moody’s Mood For Love [James Moody]
06.Woody Woodpecker
07.Run Joe
08.Paper Planes [M.I.A. ](Vocal by KK)
09.Playing Your Game Baby [Barry White]
10.Single Ladies [Beyonce] (Vocal by Cherie)
11.Drop It Low [Ester Dean] (Vocal by Cherie)
12.Stuntin’ Like My Daddy [Birdman & Lil Wayne] (Vocal by Little Benny)
13.Cat In The Hat [Little Benny] (Vocal by Little Benny)
14.Lock It [Rare Essence] (Vocal by Little Benny)
15.Chuck Baby (Vocal by KK)
16.Bustin’ Loose
Enc. We Need Some Money
Enc. Bustin’ Loose
show ended 23:05
(2010年3月18日木曜、ビルボードライブ東京=チャック・ブラウン&ザ・ソウル・サーチャーズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Brown, Chuck & The Soul Searchers
2010-39















