blog
Masaharu Yoshioka
音楽評論家。ソウル、ブラック、ダンス・ミュージックを得意とする。ソウル・ミュージックの情報サイト、『ソウル・サーチン』ウェブ http://ameblo.jp/soulsearchin/ (なお現在ごらんのこのページはソウルサーチンブログのミラーサイトです)と同名イヴェントを運営。1975年以来、レコード、CDなどに添付されるライナーノーツは1,000枚以上執筆。その他、雑誌、新聞、テレビ、ラジオなどの番組出演も。著作に『ソウル・サーチン』、翻訳書に『マイケル・ジャクソン全記録1958-2009』、『マーヴィン・ゲイ物語引き裂かれたソウル』、『マイケル・ジャクソン観察日誌』、『モータウンわが愛と夢』など。Twitterは、http://twitter.com/soulsearcher216 フォローしてください。
TITLE: ▲ザップ&シャーリー・マードック~徹底したエンタテインメント
March 03, 2010
【Zapp & Shirley Murdock】
遺産。
今は亡きロジャーの遺産。それがザップ・ファミリーだ。トーク・ボックスを使ったファンク・サウンドで1980年代、一世を風靡したが久々の来日。
そのザップ・ファミリーから、まず迫力のシャーリー・マードック。ゴスペルで鍛えた喉は健全。歌力で観客を圧倒。スロー・バラードでノックダウンさせる。大ヒット曲「アズ・ウィ・レイ」などは、圧巻だ。彼女が3曲だけやって、ザップへ。
ザップは左右にトーク・ボックスを置き、いつでも、どこでも、あの機械音を出せるようにしている。ドラムスの刻む音に、5人が徹底した振り付けをして、観客を楽しませる。赤いスーツがまぶしい。中には、爆転も見せる。途中で、白いジャケット、白いパンツにお色直し。徹底したエンタテインメントぶりだ。
ミックステープのような矢継ぎ早の曲転換で、フロアの客は総立ち。途中にウォーの「ロウライダー」をいれていたが、あれは、レコードをうまくまぜたのかな。「コンピューター・ラヴ」では再度シャーリー・マードック登場。最後「コンピューター・ラヴ」以降は大団円。観客に腕を上げさせ、巻き込み、ビルボードを一大ファンク・パーティー会場にしたてた。
その徹底したエンタテインメントぶりは、本当にロジャー譲り。ロジャーも、もちろん、楽しませるという点ですごかった。久々に見たこのザップも、その精神を充分受け継いでいると感じた。
■ ザップ 『アンソロジー』 大体のヒットは収録。
ワーナーミュージック・ジャパン (2002-03-27)
売り上げランキング: 136123
■ シャーリー・マードック 「アズ・ウィ・レイ」収録
イーストウエスト・ジャパン (1998-02-25)
売り上げランキング: 858037
■ メンバー
ザップ・トラウトマン/Zapp Troutman(Keyboards/guitar/Talk box)
シャーリー・マードック/Shirley Murdock(Vocals)
ジーク/Zeek(Keyboards/Vocals)
シュア・トゥ・ビー/Sure To Be(Keyboard/Guitar/Talk Box/Vocals)
デイル/Dale(Keyboards/Vocals)
トーマス・トラウトマン/Thomas Troutman(Keyboards/Dance/Vocals)
レスター・トラウトマン/Lester Troutman(Drums/Talk Box/Vocals)
リック・ブレイ/Rick Bray(Guitar)
レイモンド・ウォーカー/Raymond Walker(Saxophone)
■セットリスト ザップ&シャーリー・マードック 2010年2月10日ビルボードライブ
Setlist
show started 21:36
~Shirley Murdock~
01. Somebody
02. Go On Without You
03. As We Lay
~Zapp~
01. Intro
02. So Ruff
03. Dance Floor
CD
04. Be Alright
05. Do Wa Diddy
06. Computer Love
07. I Wanna Be Your Man
08. More Bounce To The Ounce
Enc. California Love
show ended 22:53
(2010年2月10日水曜、ビルボードライブ東京=ザップ、シャーリー・マードック・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Zapp / Murdock, Shirley
2010-20








