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Yuko Asanuma
主な仕事は音楽ライター/通訳/翻訳/ブッキングなど。インディペンデントなヒップホップやダンス・ミュージックを得意分野とし、「徹底現場主義」がポリシー。おもしろそうなライブやパーティーをひたすらチェックしつつ、『Wax Poetics Japan』、『Sound & Recording』、『ソトコト』、『ele-king.com』などで通訳や原稿の執筆をやっています。現場で鍛えた耳と足腰には自信アリ。'09年8月からベルリンを拠点に活動中。
TITLE: Tokyo Black Star in Berlin
September 25, 2009

このところ、ベルリンは来客ラッシュ。先週〜今週はWax Poetics Japan読者にもお馴染み、DJ Alex From Tokyoのユニット、Tokyo Black Starがいらっしゃいましたー。Alexとは、かつて彼が渋谷のMr. Bongoのスタッフをしていた十ン年前からのお友達。今はNYCに住んでいるので滅多に会わない・・・かと思いきや、意外と頻繁に顔合わせてますが(笑)。今回は相棒の熊野さん(写真写ってなかった!スミマセン・・・)と一緒にヨーロッパ・ツアー。先週末はイタリアのボローニャでライブをやって来たようですよ。写真は先週、彼らの所属レーベルInnervisionsのボスでありDJでもあるDixon、そしてAlexたちのブッキング・エージェントのAlmaとみんなでゴハンを食べたときのものです。Friedrichshainにあるこのモダン南ドイツ料理のレストランは、WatergateやPanorama Barに近いということもあってDJ御用達みたいです。お店のスタッフもパーティー好きで、「ゲスト入れとくから後でね!」なんて会話も聞こえてきます。料理もおいしい。その後Alexたちとは平日だというのにCookiesというクラブに行き、3時半くらいまで遊んでしまった・・・
このCookies、なんと火曜日と木曜日の夜にしか営業しないクラブなんです。週末営業ナシ。ちょっと考えられないでしょう?しかも、ラインナップも一般には告知ナシ。メーリングリストに登録している人にだけ、メールでお知らせが来るんです。
でもなぜか成立しているんですねー。逆に火曜か木曜に遊ぶならCookies、と定着してきているようで、この夜もざっと400〜500人は入りそうな、ちょっと50年代の劇場のような造りのクラブは満員でした。Alexはかなりお気に召したようなので、次回来たときはここでプレイかな?
実はこの日、本誌の翻訳でもお馴染み、カジワラトシオさんもベルリンの近郊の街ポツダムに来ていました。奥さんのヨーコちゃんのダンスカンパニーBaby-Qの公演で。ポツダムに公演を見に行き、「木曜日はCookiesで会おう!」と約束していたのですが、今ベルリンの電車のシステム(?)故障のため電車が全然動いておらず、ベルリンで一緒にパーティーできないうちに帰ってしまいました・・・残念!
そして昨日はこんなコンサートに行き、また現地でTokyo Black Starの二人と合流。
Berghainは何度も行っていますが、こういう早い時間のコンサートは初めてでした。
これはいかにもベルリン!なとてもいいライブでしたねー。とにかく場所の雰囲気と、音響と、音楽が見事にマッチ。クラブ全体がロケットというよりは巨大な潜水艦となってズブズブと深海に潜っていくような、Alexの言葉を借りれば「ヒプノティック!」な体験でしたー。
会場では、なんとデトロイトのPaul Randolphとも再会!彼は今Jazzanovaのライブバンドに参加していて(というか、彼がフロントマン?)、ずーっとツアーしているんですね。2年ほど前にデトロイトの自宅スタジオまで取材させてもらいに行ったことがあるのですが、会うのはそれ以来振りでした。そのときにインタビューをしている途中で録音ボタンを押し忘れていたことに気づき、いくつか質問をしなおした・・・ってことを私はすっかり忘れていたのですが、Paulはちょうどその日別の人とそのときのことを話していたとかで、話題にされていたようです(笑)。
いい音楽を聴いたら腹が減ったぞ、ということでベルリンっ子には割と有名らしい、Schleisisches Tor駅の目の前にある「1ユーロのミニピザ屋さん」で、3人で夜食を頬張っていると、なんと新曲のミキシングがちょうど終わったというDixonが通りかかった!すごい偶然。というか、ベルリン意外と狭い(笑)。
そして明日はTokyo Black StarのライブがPanorama Barであります!他のサポートDJも知っている人ばかりなので楽み。(このクラブは絶対撮影禁止なので、その様子を写真に撮れないのが残念ですが。)
House, House, and more F**king Houseな一夜になるでしょう。
TITLE: 日本からの小包
September 21, 2009
やはり郵便受けに自分宛の手紙や小包が入っていると嬉しいものですねー。
最近届いたもの。
まず一つ目はStudio Voice編集の書籍、『アンビエント・ミュージック』。

Studio Voiceでは1年間ほど連載コラムの翻訳をさせて頂いていたのと、ミュージシャンのインタビューなどがある際に通訳をさせて頂いていました。Sonic Boomとか、Jackie-O-Motherfuckerとか、Faustとか、Jens Zimmermannとか、何を言っているのかほとんど分からなかったLee Perryとか、ドープな取材がいろいろあったなぁ。
で、この本はずばりタイトルが物語るように、アンビエント・ミュージックをテーマとしているわけですが、1969年から今年までを年代ごとに区切ってディスク紹介をしていくという変わった切り口。そもそもディスク・ガイドって全然買ったことないし読んだこともないのですが、こういうユニークな切り口のものは読んでいても面白いですね。アンビエントの起源からアンダーグラウンド・ヒップホップ、ドゥーム・メタルまでをも網羅しているアンビエント本。
それにしても、こういう本を見ると、世界には聴いたことのないレコードがこんなにあるのかと愕然とします・・・半分以上が見たことすらない(笑)。
これを監修してる三田格さんは本当にどんな音楽のことでも何でも知っていて、「こういう人をプロの音楽ライターっていうんだなぁー」と自分のことは棚に上げて感心しっぱなしです。まだまだ修行が足りませぬわ・・・。そんなmuch respectな三田さんのお手伝いで、この本の中のAlex Patersonのインタビューの翻訳をさせてもらいました。The Orbの新譜『バグダッド・バッテリーズ』もとっても良くて、結構愛聴しております。

二つ目の小包は札幌から。
Tha Blue Herb Recordingsの“ボス”がどっさりと送ってくれました。

O.N.Oさんの新12″『Signa EP』とライブ・アルバム、そしてDJ DYE君のミックスCDのプロモ。
O.N.Oさん12″はなんとURのMad Mikeのリミックス収録!Mad Mikeが個人名義でリミックスを手がけるなんて相当レア!!どうやら、Model 500ツアーでO.N.Oさんのライブを聴いてMike大将が相当ヤラれたそうで。気合いの入ったリミックスに仕上がっていることでしょう。実はまだターンテーブルが届いてないので(船便で送っため)、聴けないのが残念。届くまでは、そんな定評のあるライブ盤と、唯一無二な感性でいつも驚かせてくれるDJ、DYE君のミックスを聴いて楽しみたいと思います。
さてさて、複数枚あるプロモは誰に渡そうかな?







