Brilliant Corners 近況 2015夏

Posted by     Kay Suzuki | June 30,2015

Brilliant Cornersも早いものでスタートから約1年半が経過。プロモーションもプレスリリースも何も無し、相変わらず必然的な偶然を頼りに順調に成長を続けています。今月からは週の営業日も1日増やし、火曜日~日曜日まで毎日、多岐に渡るコレクターや音好きが自慢のレコードを廻しに来てくれています。

現在、月に一度はライブ演奏のイベント『Played Twice』も開催。

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この夜は毎回違ったJazzの名盤を取り上げ、オーナーの一人、Amitがアルバムの解説をした後、まずはBCが誇るアナログのハイファイ機材で好プレス盤を片面づつ再生。この間は店のシャッターを半閉め、部屋の照明も落とし、オーダーも全てストップ。携帯の電源も切り、トイレも行かずにただひたすらそのアルバムを始めから最後まで全員でじっくり鑑賞。その後は(トイレ休憩を挟んで)ロンドンが誇る気鋭のジャズミュージシャン達の中からその都度選び抜かれたメンバーが同じアルバムをライブで彼等なりに再現するという企画。『Played Twice』。

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数年前にボクが盟友Koichi Sakaiと定期開催していたライブジャズイベント『Jazz On The Road』で活動を共にした友人でトランペッターのQuentin Collinsがキュレートし、ここに出演するミュージシャンのレベルは間違いなく現代UKジャズシーンの最高峰(Quentin自身、Princeのバックも務めた凄腕。Kyle Eastwoodのバンドでも頻繁に来日済み)。更に木製フロアや、壁と天井に張り巡らせた吸音材を施したBCの部屋はまさにレコーディングスタジオそのもので、音の鳴りも非常にデッドだ(=反響が無い)から、目の前に居る演奏者の音がダイレクトに体に響いてくるんです。勿論基本的にマイクは使わない生音でみんな演奏しているんですが、それでも全体的にしっかりとまとまった音になるのは、ミュージシャン達のさすがの力量。BBC Radio 3Jazz Wize誌でも好レビューをもらい毎回満員御礼です。

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日々改良を続けるサウンドシステムも現在は計4発のKlipschornスピーカーに5月にはMark Levinsonのアンプを導入。この怪物のようなアンプを入れた週末にはシカゴ出身Ron Trentがお誕生日会を開催し、NYから来ていたGe-Ologyもウォームアップ(!)として参加して大盛況だったのはいいんですが、彼等の音のデカさとアンプのパワーに早速Klipschornのホーンがお陀仏に(涙)。色々な試行錯誤の結果、最近はVUメーターを設置してより慎重にコントロールするようにスタッフも教育中。数ヶ月前にSadar Baharが来た時には流石の素晴らしい鳴らし方をしていて、やはり機材うんぬんよりもその場の音を聞いて判る「耳の良さ」は本当に大事だな、とつくづく実感するのです。

 

Geologyウォームアップ中。
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Ron Trent。彼のスキルとスピリチュアルなジャーニーにはいつも脱帽。
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同じくシカゴ出身Sadar Bahar。 彼も最近EUでブイブイ言わせてます。
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新装着のVUメーター

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ちなみに毎晩DJがかけている音楽はウェブサイトからストリーミング生中継し、アーカイヴもMixcloudに続々アップ中。夜7時頃にアンビエント/チルな感じの音から始まって、ディナーを楽しみながら徐々に雰囲気が暖まりつつ、後半はテーブルを端に押してみんなが踊り出していくという感じの一晩の流れをそのまま録音しているので、どれもが2時間~6時間以上のロングセット。ご自宅でのディナーのお供から、この夏のバーベキューやビーチのBGMに間違い無しなバレアリック感満載。

 

トロント発のリイシューレーベル、Invisble City Editionsの二人が来英。地元からは友人のナイスなセレクターJohn Gómezが加わり大盛況。

Invisible City with John Gómez (16/04/15) Part 1 by Brilliant Corners on Mixcloud

 

こちらはハワイ発のリイシューレーベルAloha Got Soulのロンドン版。山下達郎やユーミンも彼等の文脈でかかると普通にIsland Soulに聴こえてくるから不思議。

Soul Time in London (18/04/15) by Brilliant Corners on Mixcloud

 

盟友Koichi Sakaiが最近始めたダブ・プロジェクト「虚無僧(Komuso) Roots」のLaunch partyの時の様子はこちら。

Ghetto Lounge (11/04/15) by Brilliant Corners on Mixcloud

 

最近好リリースを連発するロンドン発のリイシューレーベルBe With RecordsがSean Pを招いてパーティ。5月の彼等のパーティにはNed Doheny本人もディナーとパーティに参加し大盛況。この時は南アフリカの幻名盤Letta Mbulluの再発パーティ。このミックスの一番最後にかかっているのがその曲。必聴!

Letta Mbulu Release Party Feat. Sean P (13/06/15) Part 3 by Brilliant Corners on Mixcloud

 

この日はBeauty & The Beat のDJで東ロンドンで社会政治論を教える大学教授、Jeremy Gilbertが日曜に自慢のインド古典音楽を一晩かけ倒して全員がウットリの夜でした。

Winter Solstice Ragamala (21/12/14) by Brilliant Corners on Mixcloud

 

Paradise Bangkokでお馴染み(?)Chris MenistとMaft Saiの二人は東アフリカからタイ北部まで秘境地ファンクをとことん掘り続ける世界的コレクター。

Chris Menist & Maft Sai (04/04/15) Part 2 by Brilliant Corners on Mixcloud

料理の方も更に方向性やキャラが見えてきた今日この頃。2~3ヶ月の割合で新しいアイテムやメニューのアップデートを繰り返し、現在は絞り込んだ約15品程度の小規模なメニューを展開。ありがちなアイテムで隙間を埋めるより、一品一品の役割や質にこだわって内容を厳選。基本的には全てボクの居酒屋的創作料理ですが、オープン時から化学調味料や冷凍食品には頼らず、新鮮で安心な食材を選んで出し汁から自家製マヨ、各種のオリジナルソースまで全て手作り。最近リトアニア出身の一番弟子もようやく魚をおろせるようになって来て、包丁の研ぎ方から〆サバの作り方までみっちり仕込んでいます。

 

エリンギをホタテ風ににんにくバター醤油でソテーして枝豆ピューレの上に。

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鮭の西京焼き。最低でも2〜3日は漬けてます。

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鮭の皮をカリカリに揚げてレモンジュースとアボカドをイン。トップは生姜すり下ろしに紫蘇。

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 話題のハッピーチキン・カラアゲ。放牧飼育の幸せな鶏なのです。
酒、醤油、生姜、にんにく等に漬けてから二度揚げでカリカリジューシー。

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そういえば今週からは東京からRyota OPPがロンドンに再訪問。昨年ロンドンに来てCedric Wooと共にBCでもプレイした彼とはその時に意気投合。早ければ今週にはロンドンのレーベルMeda Furyからもアナログをリリースする彼、早速木曜日に南ロンドンでそのお祝いを兼ねたバーでのプレイを共にして来週の土曜日11日にはBCでもパーティ

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前回のBCでも心地良いセットを提供してくれたRyota OPP。今回はボクも早い時間から一緒に回すのが楽しみです♪

Cedric Woo & Ryota OPP (14/11/14) Pt.1 by Brilliant Corners on Mixcloud

Cedric Woo & Ryota OPP (14/11/14) Pt.2 by Brilliant Corners on Mixcloud

 

今年は日本やアジアに行くのが難しそうなので是非みんなもロンドンに遊びに来て下さい♪

 

Bless
K

 

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