Wax Poetics Japan No.02で紹介した西原健一郎名義の正式な初フル・アルバム『Humming Jazz』。数々の国内外のコンピ(『Brasilian Beats』
Wax Poetics Japan No.02の記事中で紹介した次の話、
「母親はなんと昔ジャズ・ピアニストで、山下洋輔の弟子でもあり、ジャズ・レジェンド、アート・ブレイキーが来日する際、よく母親の実家にアートが遊びにきていたほどの仲だったらしい。母親はアート本人から“ニューヨークに修行しに来い”と誘われるほどの演奏家だった」
なんと、その話を裏付ける写真を西原氏本人から入手した。アート・ブレイキーとマネージャー、西原氏の母親の写真だ。
(左から西原氏の母、アート、西原氏の祖父、アートのマネージャー)
ちなみに、アート・ブレイキーは1961年の初来日以降何度も日本で演奏をおこない親日家としても知られている。
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Wax Poetics Japan
New Sophistication of Tokyo, Now
Humming Jazz / Kenichiro Nishihara
01. Nebulosa
02. Heart feat. Substantial
03. Rain Falls feat. Kissey Asplund
04. From Time To Time feat. Gregg Green
05. Childhood Interlude
06. Consider My Love feat. Pismo
07. Life Is Like a Samba feat. Monica Vasconcelos
08. Life's a Deak Of Heart feat. Gregg Green
09. Step Out
10. Willing feat. Alison Crocket
11. Slip Away
12. Step Fimly Slowly
話を西原氏の新作アルバムに戻そう。数々の現代クラブ・シーンに親しまれるクラシックスのカヴァー(フランキー・ナックルズ「Rain Falls」、ギル・スコット・ヘロン作であるAliveのカヴァー「Willing」、デヴィッド・ベノワ「Life is Like a Samba」)が収録。フィーチャーされているラッパーはHydeout Productionsからアルバムをリリースし、Nujabesと多くのコラボレーションを行っている、サブスタンシャル、ホセ・ジェームスに次ぐ、期待の新鋭グレッグ・グリーン、Show Recordsからアルバムをリリースし、DJ Tonkとの客演で有名なピズモらだ。カヴァー曲には、“次世代のエリカ・バドゥ”とニュー・ソウル・シーンから呼ばれるスウェーデンの歌姫、キッシー・アスプランド(「Rain Falls」)、Sylk 130、US3、国内ではDJ Kawasaki、Kyoto Jazz Massive、Slowly等との客演、ニュー・ソウルの代表格である女性シンガー/ピアニスト、アリソン・クロケット(「Willing」)と、あのロバート・ワイエット、フランキー・ヴァレンタイン等と客演し、ロンドン駐在のブラジル女性シンガー、モニカ・ヴァスカンチェロス(「Life is Like a Samba」)といった海外の女性シンガーが起用されている。
「音楽に目覚めてから母のレコードを結構漁っていたので、そんな自分のジャズに対するイメージは明らかに世間のイメージとは違い、何かもっと生活に密着していて・・・ 日常生活で自然にハミングできるような音楽としてジャズを感じている」と西原氏は語り、本作のタイトルを『Humming Jazz』と名付けた。まさに音楽とは生活に密着すべきで、より豊かに人生をエンジョイするためにあり、堅苦しいものではないのだ。このアルバムは音楽に対し熱意を持っている人にアピールしつつ、同時にキャッチーで親しみやすい要素も秘めているので、より多くの音楽ファンから共感を得るに違いない。新時代への希望と期待を『Humming Jazz』から感じることが出来る。
Kenichiro Nishihara 『Humming Jazz』
2,625円[税込]







