Review 12

Posted by     45 a.k.a.SWING-O | February 28,2015

MarkRonson_UptownSpecial
“Uptown Special” by Mark Ronson 2015

そりゃもうビックリだわ
いくらBruno Marsをフィーチャーしてるからって
往年のThe Time “Jungle Love”的な、
つまりは渋ハデな楽曲がBillboard Hot 100のNo.1をばく進中だなんて・・・
事実上、たった今世界で最も流れている曲、といってもいいだろう
YouTubeの再生回数がもう3億になろうとしてるしね

もちろんアルバムはMark Ronson一流の、
SOUL~HipHop愛溢れる作品集だし
Stevie Wonderで始まり、終わる
しかもその御大をフィーチャーしたオープニング曲のタイトルが
Uptown“First Finalre”なんてね、
粋な英国紳士って感じだね

2曲目のMystikalをフィーチャーした、
JB的ファンクなやつもいいし、
ま、そんなこんなは俺が語らずとも、
そこらじゅうの雑誌やラジオやネットでより詳しい説明が見れるだろうから
そちらをご覧頂くとして、、、

今回ちらっと語っておきたいのは
最近色んなSOUL系先輩アーティストと話した際に、
皆が同意したこと

それは、
もちろんこんなFUNKな作品が売れるのは嬉しい限りなんだが、
。。。にしても、「そんないい曲かな??」と思うのも正直な気持ちなんだわ
なんつうか、
美味しいエッセンスのみで作られている
味の素的作品つうか、
ファーストフード的な感じだよね?
噛み締めるほど深くないっつうかね

それは
Pharelle Williams “Happy”
Duft Punk “Get Lucky”
Robin Thicke “Bullured Line”
にも同様の印象がある
(上記は全部Pharelle絡みだけど。。。)

売れた者勝ち、という視点で言えば、
この「エッセンス」「出汁」のみで作られた作品たちは
間違いなく勝者なんだけどね、
ここにあるのは
「メロディ」「ハーモニー」「アレンジ」による音楽のあり方の追求ではなく
「マーケティング」「音質」「パッと聴いて伝わる削ぎ落としたシンプルな音」の組み合わせ

という事実は言っておきたいね

ここらへんのニュアンスは分かって聴く方が、
Mark Ronsonの面白さも逆に伝わるだろうね
(彼がこの作品に込めた色んな歴史の断片が分かるだけでも面白いだろう)
あくまでこの作品たちは、
昔の面白い音楽を掘り返す窓口として機能する音楽であり
だからこそ「既聴感」のある曲で溢れてるんだろう

ま、そんな訳で、
DJでかけたくなる曲は多数収録されているんだけど
聴き込みたい作品、ではないし
アルバムとして聴きたい作品でもないよね

あ、もうアルバムを聴く、時代じゃないのか!!!?
そりゃあプリンスも拗ねちゃう訳だ!!!

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