V.A. “Valdez In The Country”
Donny Hathaway作曲のこのラテン風ファンクには様々なカヴァーが存在する。

1.Nite-Liters(1973)

Deep Funk好きならまずこれがハマるはず。Nite-litersは数あるファンクバンドの中でも個人的にベンチマークとしているバンドの1つ。武骨なサウンド、超ファンク。なんていうかこれがファンク。

2.Cold Blood(1972)

Saxソロの入りまで忠実にNite-LitersがカヴァーしたCold BloodのコレはDonny Hathaway本人がプロデュース。ゴージャスなホーンアレンジがいい感じ。トランペットソロいいなぁ。

3.Black Suger(1974)

ペルーのラテンファンクバンド。オルガンが印象的。

4.Donny Hataway(1973)

本人ヴァージョン。Rhodes。そうか、実は73年か。

5.Soulful Strings(1969)

最後はこれ。知らなかったんだけど、以前facebookで、DJ黒田大介さんに教えてもらった「原曲」。DJの方々の知識には本当に敬服するワケでございます。

“原曲はこれですね。1969年。ソウルフル・ストリングスはシカゴCHESS/CADETのアレンジャー/プロデューサー、リチャード・エヴァンスのメイン・プロジェクトです。ダニーはこのアルバム「String Fever」に”Zambezi” “Valdez in The Country”の2曲を提供しています。メンバーはクレジットはありませんが、フィル・アップチャーチを初め、チェス周りのグっと来るメンバーが参加している筈です。”(黒田大介)

・・・というわけだけど、そもそも曲名のヴァルデスって誰?という一度は抱く疑問について、かの黒田さんは下記のように興味深いコメントを残している。

“個人的にはヴァルデスさんというラテン系の友人の事かな、とか勝手に妄想してます。アルバム「EXTENSION OF A MAN」の内ジャケではダニー本人がこの曲を”a Latin-rock instrumental”と形容していることから、セッションでラテン調の曲が出来たので「なんかヴァルデス君っぽい曲やなー」みたいなノリで命名したんじゃないでしょうかね。ま、どうなんでしょうか?”(黒田大介)

これ、あながち外れてないような気がしている。
インスト曲の命名って、実のところ、往々にしてそんなもんだ、ホント。

Mzo