Sunlightsquare

Posted by     Kay Suzuki | July 10,2017

さて、昨年11月から友人のClaudio PassavantiのレーベルSunlightsquare Recordsと同じく彼の運営するスタジオDoctor Mixで働いています。
 

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もう彼とは7~8年の仲の友人ですが、彼のイタリア人らしいソウルフルな人柄と、マルチな楽器の演奏技術にいつも良いVibesをもらっていたんです。
 

brilliant cornersを去る少し前頃から色々と話をしていて、プロジェクト単位の仕事から始め、昨年11月からはフルタイムで働いています。いつものようにマルチタスクな僕はグラフィック/ウェブ・デザインからクライアントのプロダクションまで色々とこなしてるのですが、一番美味しいのはなんと言ってもClaudioの数々の素晴らしいレコーディング・マテリアルに僕なりのダイレクションを提示して共同プロデュース出来ると言う事。
 

ローマの神童として育った彼。その天才職人肌のピアノとベースの演奏能力にその鉄壁な音楽理論とプロダクションスキルにはいつも脱帽していたので、そこに自分のテイストを思いっきり注ぐ事が出来るだけで自分としては楽しくてしょうがないんですよね。Claudioの底知れぬ才能の凄さはまた日を改めて紹介するとして、とにかくここ約半年の自分の全てが詰まったSunlightsquare Recordsの新作のシリーズがこの夏、ついに発売になります。

 

まず第1弾は今週発売の『Oyelo』。
 

Oyelo_bothside_500
 


 

僕の中ではこの作品はClaudioの長年に渡るキューバ音楽への愛が憧れだったものから本物のリレーションシップに向かったかのような、オーセンティックさを失わさずにソウルフルかつ進化したラテン・ジャズ・ハウス。僕の友人から借りてきた名器Roland TR-909の鉄壁グルーヴを土台に、Claudioのファンキーなベースとモントゥーノ・ピアノが乗っかり、同じくイタリア人の著名パーカッショニストGiovanni Imparatoの生ラテン・パーカッションとロンドン在住のキューバ人シンガーRene Alvarezのヴォーカルが楽曲のテンションを更にアップ。
 

僕もアレンジを手伝い、ビートのアップグレードを施したA1はヴォーカルをフィーチャーしたメイン・ミックス。B1のBy The Sea Mixでは僕がアナログ・シンセ2機で作った波の音とカモメの声をイントロに挿入してハバナのビーチへ一気にトリップ。バスドラを完全にミュートする事でTR-909のジューシーなタムタムの音が一層ディープに響き、削ぎ落としたヴォーカルの量とミニマルなアレンジでClaudioの天才的なピアノとベースの演奏をじっくり堪能出来るようになっています。B2のDrum Dubでは逆に全ての音楽的要素を排除したドラムにディレイのみというトリッピーでストイックなフロア向けトラック。同じ曲でも各3つのミックスで様々な現場のシーンで使える事間違い無しなDJフレンドリー仕様。
 

ちなみにアナログ盤ではB1とB2がシームレスに繋がっており、そのまま流れで楽しむ事が可能。それでもB2の手前には可視上にはレコードの溝が幅広く掘ってあり、B2からレコードを楽しみたい事も簡単頭出しが出来ると言う細工付き。一体そんな事誰が気にするんだろうとも思いつつ、こういうDJ仕様に特化したレコードの小細工は前から大好きで、過去の僕のレーベル作品でも曲の最後をループさせて所謂「終わらないレコード」を作ったりもしましたw
また、新旧のシーンをまたいだ素晴らしいDJ達からの良いフィードバックも沢山届いています。
 

Ron Trent (Prescription)
“I will be playing this one for sure. Hopefully there is more to come. Respect !!!”

Hunee (Rush Hour Recordings)
“Oh wow, wonderful record”

Osunlade (Yoruba Records)
“Love the new EP!!! Classic. RESPECT”

DJ Spinna (Wonder-full)
“Loving this! afro cuban jazz with the perfect pinch of electronica”

Atjazz (ARCo)
“Just perfect… Always…”

Jose Marquez (Fania / Tribe Records)
“Sunlightsquare always bringing that proper dancefloor flavor, Oyeloooo!!”

Bradley Zero (Rhythm Section / NTS Radio)
“Isn’t this delightful?”

Kiko Navarro (BBE)
“Bravo Claudio, top quality, nice vibes for this summer”

Colleen Cosmo Murphy (Classic Album Sundays / Lucky Cloud Sound System)
“Love Kay Suzuki mix”

John Gómez (Rush Hour / Music From Memory)
“It’s a beast. record of the year for me so far, it’s soooo good. People go nuts over it. Really massive well done”

Phil Mison (Cantoma / Claremont 56)
“Tune sounds great”

Nick The Record (Tangent)
“Loving the new tune”

 

Gilles Peterson氏もBBC Radio 6 でBy The Sea Mixをプレイしてくれました。

BBC6_Gillesplaylist

 

更にB1のBy The Sea Mixにちなんでこのレコードと同じように、波の音とカモメの声が入っているレコードだけを使ったミックスを作ってみました。90年代、ミックステープ黄金期のMuroさんによる名作シリーズにちなんでその名も『Diggin’ By The Sea』。ハウスからバレアリック、アンビエントにサントラ、ソウルにヴォーカルジャズまで、どの楽曲にも波の音とカモメの声が必ず入っているんです。勿論全てアナログ盤をbrilliant cornersで録音。この夏のビーチや行楽のお供にちょうどいいかと思うので是非。

 


更に僕がデザインしたT-Shirtsも発売中。

Oyelo D Front RedLINK

 

Oyelo C Back Black

LINK

 

デジタルは既にTraxsourceiTunesSunlightsquareのサイトを始めとした各サイトで発売中。

 

日本でのアナログはお馴染みJet Set RecordsDisk Unionで取り扱いが今週末からスタート。

更にSunlightsquareと僕のコラボレーション・シングル2作目も既にプレス中でこちらは8月中旬に発売予定。
お楽しみに!

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