ヤシーン・ベイ(モス・デフ)、モントリオールで初となるコメディー・ライブを開催

August 06,2015 | Category :  Live | Tag :  Kaytranada, Mos Def, Yasiin Bey,

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これまでラッパー、そして俳優として活躍してきたヤシーン・ベイ(モス・デフ)が、モントリオールのPhi Centreにてコメディアン・デビューを果たした。
 
ラッパーとしてデビューをする前から、テレビ番組や劇場で子役をやっていた経歴を持つヤシーン・ベイは、元々音楽に留まらない才能の持ち主であった。そして、スタンドアップ・コメディー(註:マイク1本を持ち、ステージに立って漫談をするスタイルのコメディー・ショウ)をやることは彼が以前から抱いていた夢であったらしく、今週の火曜日、モントリオールでその夢が現実となった。
 
CultMTLに掲載されたレポートによると、当日アナウンスされたサプライズ・ライブであったこのショウは、モントリオール出身の人気プロデューサー、ケイトラナダのDJセットでスタート。しばらくして登場したヤシーン・ベイはまず設置されていたドラムセットを叩き、ケイトラナダと少々セッションをした後、ステージ中央の椅子に座り、コメディー・ライブを始めた。
 
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「スタンド・アップ・コメディーをやることはずっと俺の夢だったんだ。座ってるけどね」と、ヤシーン・ベイは“スタンドアップ(直立)”という言葉に矛盾した自身の状況を茶化した。「夢を掴んだ奴のような表情をしているだろう?タイラーのあのアルバムジャケットみたく」と彼は無表情で言い放ち、会場は爆笑に包まれたという。
 
ヤシーン・ベイのネタはドレイクとミーク・ミルのビーフのことや、パンアメリカン競技大会にてライブを行ったカニエ・ウエストが、音響トラブルに腹を立ててマイクを宙に放り投げてステージを去ったことなど、ヒップホップ・ネタが中心であった。
 
「パンアメリカン競技大会のライブのとき、カニエはアスリートたちに負けないぐらい全力で、汗だくだったぜ。そしてカニエがあまりにマイクを強く放り投げちまうもんだから、結局落ちて来なかったんだって。ラン・ザ・ジュエルズのエルPにきいてみたら、マイクが鳥に変身して羽ばたいて行ったってさ」
 
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20年に及ぶラップ・キャリアを誇るベテラン・アーティストでありながら、分野などには縛られず信じる道をただ歩み続けてきたヤシーン・ベイ。枠に囚われず自由な表現活動を続けるヤシーンらしい、こういった言葉も出たそうだ。
 
「人は表現者をジャンル別けして、そのジャンルに留めようとする。でも俺は自分が何をやっている人なのか、自分でもいまいちよく解ってないんだ」
 

 

YASIIN BEY @ Centre Phi | Happy Birthday! Shut up. from Centre Phi | Phi Centre on Vimeo.

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