アフリカ・バンバータに性的虐待を受けたと複数の男性が主張

April 26,2016 | Category :  News | Tag :  Afrikah Bambaataa, pickup, Zulu Nation,

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偉大なるヒップホップ・パイオニアが性的虐待者であった可能性が浮上

ヒップホップファンであったら目を覆いたくなる程ショッキングなニュースだが、80年代にアフリカ・バンバータが複数回に渡って歳下の男性に性的虐待を行っていたという疑惑が浮上している。事の発端は、80年代前半にズールー・ネイションの若手構成員であったロナルド・サヴェージという人物が2014年に自費出版した本『Impulse, Urges and Fantasy’s』。書籍のなかで当時のことを赤裸々に暴露していた。今年の3月にはYouTubeラジオ番組SHOT97にロナルド・サヴェージが出演し、その後Daily Newsにてインタビューが掲載され、このにわかには信じられないニュースが広く報道され、世界中のヒップホップ・コミュニティーの間で火がついた。

衝撃の告白

ブロンクス出身の50歳、ロナルド・サヴェージは13歳のときに当時盛り上がり始めていたヒップホップに夢中になり、アフリカ・バンバータと出会い、彼のレコード運びを始める。性的虐待は1980年、彼が15歳だったときに始まったと言う。アフリカ・バンバータは23歳であり、当時すでにズールー・ネイションのリーダーとして多くの人望を集める存在であった。ロナルド・サヴェージによると、アフリカ・バンバータのアパートにいたあるとき、アフリカ・バンバータはロナルド・サヴェージの前で自慰を始め、ロナルドの身体も触ってきたという。別のときには、他のズールー・ネイションのメンバーと性行為をするよう強要したという。逆らうことができなかったサヴェージは、当時洗脳されていたと振り返る。5回ほどそういった事件があると、彼はアフリカ・バンバータのもとを離れたが、そのことについて警察にいくことができず、何十年も口を閉ざしていたのだという。

このニュースが拡散されると、ズールー・ネイションは即座に全否定。アフリカ・バンバータ本人もRolling Stoneにて声明文を発表し、「私、アフリカ・バンバータは、自身にかけられた性的虐待疑惑が一切の事実無根であることを主張する」と断固否定。「私の名声、そしてヒップホップの歴史を貶めることを目的とした、卑怯で根拠のない疑惑をかけられたことに大きな憤りを覚えている」

ロナルド・サヴェージは、アフリカ・バンバータに慰謝料を請求しようとしているわけではないと主張。自身がされたことを世の中に知ってもらいたいこと、そしてニューヨークの出訴期限法を改変したいことが目的だとしている。現在ニューヨーク州の法律では、未成年のときに性的虐待にあった犠牲者が23歳を超えると、加害者に対して児童性的虐待容疑で起訴することができなくなる。

重なる疑惑

ロナルド・サヴェージの衝撃的な激白を受け、自身も同様の被害を受けたと別の3人の男性が名乗りでた。Daily Newsの取材に応じた39歳のハサーン・キャンベルは、12〜13歳のときにアフリカ・バンバータの家で性的虐待を受けたと証言している。

数日前、ラジオ番組The Ed Lover Showのインタビューに電話で応じたアフリカ・バンバータは、ロナルド・サヴェージに会ったこともないと主張しており、自身の本などを売ることを目的にアフリカ・バンバータの誹謗中傷をしているのだと主張。ロナルド・サヴェージを名誉毀損で訴えることを弁護士と検討しているとも語った。ロナルド・サヴェージは、アフリカ・バンバータが法廷に立つことになるため、その起訴は歓迎だとしている。

真実はまだ明らかになっていないが、疑惑が浮上して以来、Soundcrash Funk & Soul Weekender、Loves Saves The Dayといったイギリスのフェスがアフリカ・バンバータの出演をキャンセルした。

via NY Daily News, Rolling Stone, FACT

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