オーラの1984年の幻のアルバム『Body Rock』がついにリリースへ

November 13,2015 | Category :  News Release | Tag :  Aurra, Family Groove Records, Steve Washington,

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アーバン・ファンク・ユニット、オーラが1984年に制作するもお蔵入りとなっていた幻のアルバムが、12月11日にFamily Groove Recordsよりついに日の目を見る。
 
ファンク・バンド、スレイヴのスティーヴ・ワシントンが中心となっていたオーラは、同じくスレイヴのメンバーであったヴォーカリストのスターリーナ・ヤングとカート・ジョーンズをフロントに、サックス奏者のチャールズ・カーターとトム・ロケット、ベーシストのバディ・ハンカーソンらがバックを務める形で1979年に結成されたグループであった。スレイヴよりもヴォーカルに重点を置いたグループとして、80年代前半にSalsoulから4作のアルバムをリリースし人気を博したが、ロイヤリティの未払いなどの理由でバンドはレーベルを離れる。スティーヴはオーラを脱退し、スターリーナとカートのふたりにオーラの名前で活動する権利を譲る取引をしようとしたが、ちゃんとした契約が結ばれないまま話はうやむやになった。
 
その後、1983年〜84年にスティーヴは妻のシーラ・ワシントン(ブライズ・オブ・ファンケンシュタインのメンバー)と、チャカ・カーンの実弟、ベーシストのマーク・スティーヴンスと共にオーラ名義でアルバムを制作した。これはクインシー・ジョーンズのQwest Recordsからリリースされる話まで決まっていたが、その話をききつけたスターリーナとカートが名前の使用権のことでスティーヴと揉めたため、Qwestはトラブルに巻き込まれたくないと話を白紙に。こうして、このとき制作されたアルバムがお蔵入りとなってしまった。
 
時は経ち、2012年にFamily Groove Recordsがオハイオのスタジオでこのときのセッションのマスターテープを発掘。音源はスティーヴとシーラの監修のもとミキシングとマスタリングされ、その音源を『Satisfaction』と『Body Rock』の2枚に別けて発売することとなった。『Satisfaction』は2013年にリリースされており、ついに音源の残りを集めたアルバム『Body Rock』がLP、CD、そしてデジタル形式で12月11日にFamily Grooveより発売される。
 
デイム・ファンクが同作について、以下のようにコメントしている。
 
「オーラの作るメロディアスなファンクは、10代の俺のサウンドトラックだった。1981年、母さんと一緒に夜遅くまで起きて、ラジオ付きの8トラックのコンポのダイヤルをKDAY 1580 AMに合わせて、『Are You Single』が始まるのをワクワクと待っていたのを覚えている。その番組に魅了されていた。翌年(1982年)、好きだった女の子の家に行ったら、オーラの2ndアルバムがあったのを見かけた。彼女がひとりで買うには高すぎたから、きっと親か兄や姉が買ったものだったのだろう。俺はジャケットを眺め、レコードを取り出し、A面の1曲目に針を置いた。”Make Up Your Mind”。俺はあっという間に引き込まれた。高校生のころ、そのアルバムや、他のオーラのアルバムを全て買った。スティーヴ・ワシントンのプロダクションにどっぷりと浸かっているうちに、スレイヴの“勇敢なリーダー”、スティーヴ・ワシントンと同一人物であることに気がついた。スティーヴのファンクは他と一線を画していた。洗練されていて、メロディアスで、美しかった。深く共感できた。彼らのアルバムを後から遡って購入する形だったが、”Still Free”といった曲をきいたとき、1982年にタイムスリップしたようだった。例えるなら、スレイヴは3Gで、オーラはLTEだ。そんな単純なことだ。洗練されたファンク。俺が常に追い求めていたもの」
 

 

 

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