ジャズとR&Bの“狭間”を表現する、ブラクストン・クックの新曲

November 02,2016 | Category :  News | Tag :  Braxton Cook,

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サックス奏者ブラクストン・クックが新曲「Somewhere in Between」を公開した。

ブラクストン・クックは、1991年にメリーランド州で生まれ、現在はニューヨークで暮らすアルト・サックス奏者。Julliard音楽院を卒業した彼はこれまでウィントン・マルサリスジョン・バティステ、そして10月末にBlue Note Tokyoにて公演を行ったばかりのトランペッター、クリスチャン・スコットらと共演を果たしてきた。また、クリスチャン・スコットのバンドにサックス奏者として加入し、世界を廻り活躍している。

そんなブラクストン・クックが2017年にアルバム『Somewhere in Between』をリリースする。同作ではサックス演奏だけでなくヴォーカルも自身で行っており、ヴォーカリストとしてのデビュー作にもなる。先行でタイトル曲「Somewhere in Between」を公開した。

ブラクストン・クックの公式サイトによると、「音楽への愛」と「恋人への愛」、「ジャズ」と「R&B」、そして「サックス」と「ヴォーカル」といった、彼が愛するふたつのことの狭間で揺れ動く心情を描いたアルバムになるという。ブラクストン・クックはジャズだけでなく、Motown、パーラメント・ファンカデリック、キャメオ、ビル・ウィザーズなどに影響を受けており、アルバムはジャズとソウルのエッセンスが織り込まれた作品になりそうだ。

同じブラック・ミュージックでありながらジャズとR&Bは昔から、ときに対極に位置することもある音楽ジャンルであった。近年では、ジャズと、ヒップホップやR&Bの親和性を様々な角度から研究するミュージシャンは珍しくなくなっているが、一種の壁はまだあるのかもしれない。そういった葛藤に立ち向かった作品になるだろう。

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公開された「Somewhere in Between」について、ブラクストン・クックはこうコメントしている。

「この曲のコンセプトは、自分の道を見つけて、自分を信じること。まわりのプレッシャーに負けないで、自分らしさを貫くこと。僕は子供の頃から聴いてきたソウル・ミュージックと、学校で勉強し大好きになったジャズという2つの音楽の間のどこかに、自分のミュージック・アイデンティティーがあると感じてきた。この曲で伝えたかったのは、人と違うことをしても良い、ということ。自分のユニークさを受け入れて、自信を持つべきということ」

なお、ブラクストン・クックは2015年に、クリスチャン・スコットのバンドでも活躍しているドラマー、コーリー・フォンヴィルが在籍しているバンド、ブッチャー・ブラウンとのコラボEPをBandcampにてリリースしている。今後、更なる活躍が期待できそうだ。

“Church” by Braxton Cook (BJ the Chicago Kid Cover)

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