デ・ラ・ソウルがニューアルバム『And the Anonymous Nobody』の一部を公開

April 08,2015 | Category :  News Release | Tag :  De La Soul,

delagivesataste

 

現在デ・ラ・ソウルは11年ぶりとなるニューアルバムを製作中である。以前報告した通り、製作資金を募るためKickstarterを始動したところ、12時間以内に目標額11万ドルを達成するという偉業を成し遂げ、大いに話題になっている。募金期間はあと23日残っているが、すでに7000人以上のサポーターの投資により、40万ドル近く集まっている。アルバム・タイトルは『And the Anonymous Nobody』と発表されており、9月の発売が予定されている。

そして、製作中のアルバムの曲の一部をデイヴが紹介する動画が公開された。音源は全てミュージシャンによる生演奏であり、それをデ・ラ・ソウルの作品ではお馴染みのプロデューサー、デイヴ・ウエストがサンプリングし、組み立てたもの。ファンキーなベースにパーカッシヴなカウベルが鳴るトラックであり、ポスとデイヴがラップしているのがいまにも聴こえてきそうなほど、デ・ラらしい。(キッチンで背中を向けて踊っているのはメイシオだろうか?)

 

 

また、最近彼らはラジオ番組The Frameに出演し、ニューアルバムについて語っている。以下、そのインタビューより一部抜粋。

- アルバムの制作が開始したきっかけは何だったのですか?

デイヴ: 「いつだって何らかの形でレコーディングをしているんだ。ツアー中でも、家にいるときでもやっていることさ。そしてシングルやミックステープなどをリリースして、良い反応を受けていたから、そろそろ良いタイミングだと思ったんだ。あとリズム・ルーツ・オールスターズという素晴らしいバンドと一緒に制作する機会が生まれて、“これは面白いコンセプトかもしれないな。これでデ・ラ・ソウルのちゃんとしたスタジオ・リリース・アルバムを作ってみようじゃないか”って思ったんだ」

- 今回は自分たちで音源のデータベースを作り、そこからサンプリングしているんですよね?

デイヴ:「ああ、だが元々そうやって始まった訳じゃないんだ。別に“こうやってサンプリングの権利問題に対抗しよう”って考えたわけじゃない。今回初めてミュージシャンと一緒にスタジオに入って、どういう音を作って欲しいかゆるく指示していく中で、自然と思いついたことなんだ」

「LAのVox Studioという、数々の偉大な先達がレコーディングした古いスタジオで制作していて、ミキシングボードから出てきた音はとても温かくて良かったんだ。俺たちがよくサンプリングする古いレコードの音みたいだった」

「だから、“このままどんどんジャムセッションを録音していって、あとで録音したものを聞き返して、そこからネタを探すってのはどうだ?”って思いついたんだ。そうやってこのアイディアが生まれて、今俺たちは200時間以上の録音音源を聞き返して、音ネタを選んでいる所なんだ」

- なぜ今回クラウドファンディングをすることにしたのですか?レーベルを通すことは考えましたか?

デイヴ:「今回業界やレーベルの政治的なゴタゴタから離れることができて、26、27年間やってきた中で一番良い気分だよ。(笑)レーベルを通してやりたいとは思わなかったんだ。自分たちでやりたかった」

「起業家やクリエイティヴな人達がやっているKickstarterには興味があったんだ。これが一番の選択肢だと思った。こういう言い方はしたくないけど本当にこう思うから言うけど、背中で手を縛られて、レコード会社の奴隷にされて、創作の自由を失うような状態にまたなりたく無かったんだ」

「会社の人にスタジオに入って来られて“こういう曲をやってほしい。このプロデューサーとやるべきだ。ソングライターを用意しよう”とかいちいち口出しされるのではなく、自由に自己表現したかったんだ。ドアを閉めて、やりたいことをやって、“世界のみなさん、これが俺たちの音楽だ、聴いてくれ”って世に出すことができるのが、嬉しくてしょうがない。好きでも嫌いでもいいけど、少なくとも自分たちで一から作ったものだということは間違いない」

Share this Article
Facebookでシェア
Twitterでシェア
コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>