Finest Breaks & Beats Vol.2:Magic Number メンバー3名にインタビュー

August 15,2014 | Category :  News | Tag :  Finest Breaks & Beats,

 
8月の暑さを吹き飛ばすイベント、“Finest Breaks & Beats Vol.2”が8月20日(水)に渋谷 NOS ORG にて開催される。すでに本サイトにて告知済みだが、今回はニューヨークからCL Smoothの出演が決定し、ますます盛り上がっている“Finest Breaks & Beats Vol.2”。今回のイベントのメイン・バンドであり、生演奏する全ての楽曲を担当するジャパニーズ・ブラックミュージック・バンド、Magic Numberのメンバーの中から、バンマスのギタリスト竹内朋康 (マボロシ.DEZILLE BROTHERS.ex.SUPER BUTTER DOG) 、ドラムのタイガー(MOUNTAIN MOCHA KILIMANJARO)、キーボードのタケウチカズタケ(SUIKA / A Hundred Birds) の3者からイベントの意気込みと『Ultimate Breaks & Beats』の想いを語ってもらった。イベント前の予習として、是非この貴重なインタビューを読んでもらいたい。Magic Numberのメンバーは各々別のバンド等で活躍しているが、今回の“Finest Breaks & Beats”の為に再び集い、Wax Poetics 読者が愛してやまない『Ultimate Breaks & Beats』の楽曲を生演奏してもらう。
 
『Ultimate Breaks & Beats』の本国公認イベントとなる “Finest Breaks & Beats”ですが、『Ultimate Breaks & Beats』のイメージや本作品の想い出を教えてもらえますか?
 
竹内朋康:かっこいいブレイクビーツはもちろん、「この曲、こんなかっこいいんだ!」みたいな発見もあり、未だ色褪せる事ない名コンピシリーズ。約20年前、青山のクラブでは毎晩の様にスピンされていて、当時のクラブのフロアーまで思い浮かびます。
 
タイガー:様々なDJの方が「ヒップホップの基本」という『Ultimate Breaks & Beats』、でもそれはDJだけでなく、高校生の時にエアロスミスの「Walk This Way」のブレイクをコピーして(当時はブレイクという考え方はなく)、そしてジェームス・ブラウンの「Funky Drummer」に衝撃を受け、「ドラムソロ」ではなく「ドラムブレイク」に夢中になった僕のようなドラマーにも基本になるコンピレーションです。僕は、ヒップホップのトラックに興味があってオリジナル音源を掘っていったのではなく、レコーディングエンジニアの方に「ドラムの参考になるんじゃない?」と教えてもらって、ドラムブレイク聴きたさに『Ultimate Breaks & Beats』に手を出しました。この曲も入ってるんだ!と、ワクワクしたものです。 ヒップホップの聴き方も、『Ultimate Breaks & Beats』をヒントに「このブレイクがどう使われてるんだろう?」と、オリジナルからサンプリングした曲を探して聴いた作品も沢山あります。ドラムのパターンや音色に悩んで、『Ultimate Breaks & Beats』に幾度となく助けられてきました。色褪せないビートに今でも胸躍ります。宝箱!
 
タケウチカズタケ:自分はトラックメーカーとしてヒップホップを作ってもいるので、やはりベーシックというか、自分の音楽を作り始めるスタート地点のような作品というのが大きなイメージですね。迷ったらここに戻るみたいな感じは強いです。でも、Magic Numberに参加するようになって、“Finest Breaks & Beats”をきっかけに、きちんと収録曲を演奏するようになって改めて発見というか、この曲、こんな展開でこんなことになってたのね、みたいなのは多いです。「Ashley’s Roachclip」なんかは、今また新鮮でカッコいいなって再確認するみたいに演奏してますね。すごい好きですね、この曲。サンプリングソースとしてじゃなくて、演奏する視点で聴くと、また違った味で楽しめてウレシい発見って感じですね。
 
“Finest Breaks & Beats”への参加ありがとうございます。イベントの意気込みを教えて下さい。
 
竹内朋康:おれは最高のグルーヴをたたき出すのみ!よろしくおねがいします!!!
 
タイガー:本国公認、こんな素敵なイベントにドラマーとして参加出来て嬉しく思います、本当に光栄です。前回の衝撃から早4ケ月半、今回もとびきりのライブをカマしたい。ブルース、ジャズ、ロックンロール、R&B、ソウル、ファンク、そしてヒップホップ、そこには時代時代にリズムの進化が必ず有り、2000年以降もビート感覚がどんどん進化して、新しいビートが発明・発見され、日々更新されていく。そんな中でも脈々と受け継がれてきているこの『Ultimate Breaks & Beats』。ここに収められているような3、40年前から在る普遍的なビートのカッコ良さ、それを今、素晴らしいメンバーと体現出来る、最高に嬉しいです。もっともっとこのクラシックな黄金ビートを輝かせ続けたい。そして僕自身でも生み出していきたいなぁ、と。イベントに遊びに来てくれる方にも、このカッコ良さを伝えるお手伝いが少しでも出来たら、と思っております。温故知新、必ず新しい発見があると思うので、是非とも沢山の人に遊びに来て頂きたいです。
 
タケウチカズタケ:やはり”Finest Breaks & Beats”の醍醐味である、『Ultimate Breaks & Beats』使いの楽曲を生演奏で先祖返りさせるアレンジや『Ultimate Breaks & Beats』丸使いでマッシュアップさせるアレンジ、しかも、それを生演奏でお客さんの目の前で一緒に体感する、という2014年型のヒップホップの楽しみ方をどんどん提唱していきたいですね。こういうヒップホップの楽しみ方が出来るのは、今を生きる我々世代の特権だと思うので、オレは演奏する側ですけど、そこはガッツリ楽しんでいきたいと思います!
 
『Ultimate Breaks & Beats』で自身を象徴する楽曲はありますか?
 
タイガー:僕がやっているバンド、MOUNTAIN MOCHA KILIMANJAROでは、『Ultimate Breaks & Beats-516』に収録されているギャラクティック・フォース・バンドの「Space Dust」のカバーもやってます。これは、カバーアルバムを出すと決まった時に僕のワガママでメンバーに協力してもらいレコーディングした大好きな曲です。なのでこの曲が僕の象徴楽曲です。
 
オリジナルがこちら
 

 
モカキリバージョンがこちら、オリジナルよりもモチッとした感じですね。
 

 

竹内朋康
1973年福井県鯖江市生まれ。1997年、SUPER BUTTER DOGのギタリストとしてEMIよりメジャーデビュー(1997-2008)。 2004年にはRHYMESTERのMummy-Dと共にユニット「マボロシ」を結成。 最近では自身によるセッションイベント”Magic Number” を元住吉POWERS2にて毎月開催する他、すべてのインストルメンタルを自身が操った初のソロアルバムの発表も間近。竹内朋康カルテットではネクストレベルのファンクスタイルをも展開している。また、堂本剛率いるShamanipponへの参加を始め、安室奈美恵、忌野清志郎、クリスタル ケイ、さかいゆう、椎名林檎、Suger Soul、Zeebra、NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDなど、数々のレコーディング参加作品やプロデュースワーク、Remix作品がある。
 
 
岡野“タイガー”諭
Satoshi“Tiger”Okano (Drums)
日本が世界に誇る若手ファンク・バンドの旗手、MOUNTAIN MOCHA KILIMANJAROのドラマー。ヘヴィウェイトファンクの原動力。15歳からドラムを始め、ロックにめり込んだ後、ファンク・ソウルに目覚め、オリジナルのテクニックを身に付けていく。ロックな攻撃的アプローチと、ファンキーなブレイク作りの融合で見い出した独特のグルーヴは海外からも評判が高い。近年ではDJ.トラックメーカーのYOSUKE TOMINAGAの作品群でもその強烈なドラムブレイクを披露している。バンドで国内外の多くのライブをこなす傍ら、セッション、レコーディング、バックミュージシャンとしても活躍中。今最も注目されるファンク・ドラマー。
 
mountain mocha kilimanjaro ライブスケジュール
2014 9/6 Green Room Camp 根元マリンキャンプ場
2014 9/7 青山サウンドホールat盛岡ふれあい覆馬場プラザ
2014 9/14 大宴会 in 福島南会津
2014 9/27 IN BUSINESS at 代官山Unit
2014 10/1 月見ル君想フ
http://kilimanjaro.jp/tour

 
タケウチカズタケ
日本語ラップ周辺を賑わしたHIPHOP BAND「SUIKA」と30人を超える大所帯HOUSEオーケストラ「A Hundred Birds」の中心人物でHOUSEとHIPHOP界隈を行き来する、Keyboard player/Producer。2008年「タケウチカズタケ」名義のソロアーティスト活動を開始。HIPHOP/SOULをベースに1人でサンプラーとキーボードを操る演奏スタイルでのライブをスタート。2013年6月19日には、5年ぶりとなる3rd album”UNDER THE WILLOW -RAIN-”を初回特典として4th album”UNDER THE WILLOW -SUN-”をつけるという異例の形でリリース。現在、2011年から主催イベント「UNDER THE WILLOW NITE」を約3ヶ月おきに不定期で開催中。「A Hundred Birds」では、Francois K.のWAVE MUSICからリリースされた「Batonga(2001)」「Jaguar(2003)」等の12inchの世界的ヒットをはじめ、佐藤竹善、YUKI、DA PUMP、青山テルマ、Zeebra等のリミックスも手掛け、FUJI ROCK FESTIVAL、RISING SUN ROCK FESTIVAL、朝霧JAM等の国内野外フェスに多数出演。「唯一無二のハウスミュージック・オーケストラ」として作詞作曲編曲プロデュース全般を担当。2013年は、FUJI ROCK FESTIVAL 2013に2日間出演(7/27 STERUSS @Red markie,7/28 A Hundred Birds with TeN + GEBO @orange court)。最近は毎月第3土曜深夜に渋谷club Familyで開催されるイベント「METROCKRIDE」へのレギュラー参加や、Cro-magnon Orchestraのバンマス、元スーパーバタードッグ、竹内朋康氏のセッションバンド、Magic Numberに参加、一十三十一のライブサポート等、ライブ演奏も幅広くこなしている。プレイヤーとトラックメーカーの間、生バンドとDJイベントの間、HOUSEとHIPHOPの間をクロスオーバーしながら、ますます精力的に活動中。
 
9/3に5枚目になるソロアルバム
『UNDER THE WILLOW -BLEND-』をリリース
ライブインフォはこちら

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