ジャイルス・ピーターソン、メイヤー・ホーソーンらが絶賛する新世代ソウル・アーティストのニューアルバムがリリース
ガブリエル・ガルソン・モンターノは、ブルックリンで生まれ育ったシンガー/プロデューサー/マルチ・インストゥルメンタリスト。ソウル、アフロ、ファンク系のバンドのメンバーとしてしばらく活動を続けたのち、2013年にソロアーティストとしてデビューEP『Bishouné: Alma del Huila』をネットで公開。これが話題になり、ニューヨークのレーベルStyles Upon Stylesにピックアップされ、2014年に正式にリリースを迎えた。SWEET SOUL RECORDSから日本盤が発売された同作は、ジャイルス・ピーターソンなど多数のテイストメーカーたちから絶賛され、レニー・クラヴィッツのヨーロッパ・ツアーの同行や、ドレイクの『If You’re Reading This, It’s Too Late』にて曲「6 8」がサンプリングされるといった、多数のフックアップに繋がった。
メイヤー・ホーソーンもガブリエル・ガルソン・モンターノの音楽に魅了されたうちのひとりであり、メイヤー・ホーソーンの北米ツアーにガブリエル・ガルソン・モンターノを同行させているが、Stones Throwと契約を交わしたのもメイヤーの働きかけだろう。そういった流れがあり、今回ついにStones Throwからリリースされることになったデビュー・フルアルバム『Jardín』は、レニー・クラヴィッツやマドンナを手掛けたことで知られるベテラン・エンジニアであり、彼のメンター、ヘンリー・ヒルシュが見守るなか、ニューヨークにあるヘンリーのWaterfront Studiosで録音されたもの。前作同様、ガブリエルがドラム、ベース、ギター、ピアノ、シンセなどの楽器を全て自身で演奏し、アナログ・テープに録音したのち、パーカッション、デジタルの打ち込み、そして自身のヴォーカルを何層も重ねていき、音作りを行っていったという。
歌声はときにプリンスやディアンジェロの影響をうかがわせるが、ガブリエル・ガルソン・モンターノの音楽性はひとつのスタイルやジャンルで表現できないところが魅力である。オーガニックで温かみがあるサウンド、シンプルかつ中毒性の高いグルーヴ、現代的なビート感覚に卓越したポップ・センスが組み合わさった『Jardín』は、ネオソウルともヴィンテージ・ソウルともいえない独自のソウル・ミュージックを体現しており、幅広いリスナーの心を掴むことだろう。CD、LP、デジタルで現在発売中。
RELEASE INFORMATION
Gabriel Garzón-Montano 『Jardín』
- Stones Throw
- Track List
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- 1. Trial
- 2. Sour Mango
- 3. Fruitflies
- 4. The Game
- 5. Long Ears
- 6. Crawl
- 7. Bombo Fabrica
- 8. Cantiga
- 9. My Balloon
- 10.Lullaby
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