アカデミー主題歌賞に輝いた『グローリー/明日への行進』、6月19日より日本公開

June 03,2015 | Category :  News | Tag :  Ava Duvernay, Common, David Oyelowo, Glory, John Legend, Martin Luther King Jr.,

サブ4(中) 
ただ「歩く」ことで、世界を変えた男の感動の実話。キング牧師、史上初の長編映画化

長い人類の歴史の中には、「世界が変わる瞬間」がいくつかあるが、これは紛れもなくそのひとつだ。1965年のアメリカ。黒人が同じ人間として認められていなかった南部で、正当な権利を手にするために立ち上がった男がいた。マーティン・ルーサー・キングJr.、キング牧師だ。だが、世界を変えたのは決して彼ひとりの力ではない。彼の呼びかけで全国から集まった、年齢も肌の色も様々な男女2万5千人が心をひとつにし、アラバマ州セルマから州都モンゴメリーまでの80キロに及ぶ、未来への希望を賭けた抗議の大行進を成し遂げたのだ。

この実話が50年間、一度も劇映画になっていないことに怒りと使命を感じたプロデューサーが集結、大人気TVショーの司会者で“世界で最も有力な女性”と称えられるオプラ・ウィンフリーや、『それでも夜は明ける』を製作したブラッド・ピットらの情熱のもと、遂に映画化が動き出した。

キング牧師を演じるのは、『大統領の執事の涙』のデヴィッド・オイェロウォ。最初に脚本を読んでから撮影までの7年間、ひたすらにキング牧師を研究し役づくりを続けたというだけあり、聴衆の心を鷲掴みにしたカリスマ性溢れるキング牧師のスピーチを完璧にマスターし、憎しみではなく愛で歴史を覆そうとした男の魅力を圧倒的迫力で体現。本作で、第72回ゴールデン・グローブ賞主演男優賞ノミネートのほか、数多くの映画賞を受賞している。また、トム・ウィルキンソンがジョンソン大統領、ティム・ロスがアラバマ州知事に扮し、スクリーンをリアルな緊迫感で引き締める。

監督は本作でLA映画批評家協会賞に輝き、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされたエヴァ・デュヴァネイ。大統領との張りつめた駆け引き、FBIの不気味な関与、知恵と知識を駆使した政治的戦略、メディアと世論の紙一重の操作、家族との亀裂と絆、さらに正義に命を捧げる名もなき人々の想いまでを克明に描き、大行進に至るまで本当は何があったのか、歴史の闇を厳しくかつ温かな光で照らし出した。

作品賞にもノミネートされたアカデミー賞®で、コモンとジョン・レジェンドが歌い上げる「Glory」が主題歌賞を受賞、熱い涙を誘った授賞式のパフォーマンスも話題を集めた。

人は一人では、戦うことも愛することもできない。人とつながることの素晴らしさを目と耳と心で感じさせてくれる、稀有なる感動作が誕生した。
 
『グローリー/明日への行進』 

6月19日(金)TOHOシネマズ シャンテ他 全国順次ロードショー
glory.gaga.ne.jp

2014年/アメリカ/128分/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/
© Pathe Productions Limited. All rights reserved.

配給:ギャガ      
原題:SELMA
字幕翻訳:寺尾次郎

監督:エヴァ・デュヴァネイ 
製作総指揮:エヴァ・デュヴァネイ、キャメロン・マクラッケン、ポール・ガーンズ、ナン・モラレス
製作:クリスチャン・コルソン、デデ・ガードナー、ジェレミー・クライナー、オプラ・ウィンフリー
脚本:ポール・ウェブ
撮影:ブラッドフォード・ヤング
編集:スペンサー・アベリック
プロダクションデザイン:マーク・フリードバーグ 
衣装デザイン:ルース・E・カーター 
主題歌:コモン&ジョン・レジェンド「Glory」

出演:
マーティン・ルーサー・キングJr.:デヴィッド・オイェロウォ
リンドン・B・ジョンソン大統領:トム・ウィルキンソン
フレッド・グレイ:キューバ・グッティングJr.
コレッタ・スコット・キング:カーメン・イジョゴ
アメリア・ボイントン:ロレイン・トゥーサント
ジョージ・ウォレス州知事:ティム・ロス
アニー・リー・クーパー:オプラ・ウィンフリー
ダイアン・ナッシュ:テッサ・トンプソン
 

 
ストーリー:
手をとり、共に歩こう。
私たちは誰も一人では戦えないー

「真の平等が生まれ育つことを信じましょう」
1964年、マーティン・ルーサー・キング・Jr.(デヴィッド・オイェロウォ)は、ノーベル平和賞の受賞スピーチでそう語った。彼の貢献で制定された公民権法によって、アメリカの人種差別は“廃止”されたが、それはあくまで法の上のこと。南部では今も何千人もの黒人が殺されていた。命を守る権利は全て選挙権から始まるが、黒人が有権者登録をしようとすると、あの手この手で却下される。4人の少女が殺された1年前の爆破事件の頃と何も変わっていないのだ。

1965年、リンドン・B・ジョンソン大統領(トム・ウィルキンソン)に黒人の選挙権を保障する法律を求めて拒絶されたキング牧師は、黒人差別が最も根深いアメリカ南部アラバマ州のセルマを次の戦いの地に決めて下見に向かう。到着するなり、見知らぬ白人に殴られるキング牧師。そんな彼の動きをFBIは逐一監視していた。

セルマに発つ前夜、子供を殺すという脅迫電話を受けても気丈に振る舞うキング牧師と妻のコレッタ(カーメン・イジョゴ)。だが、本当は不安に震えるキング牧師は、友人のゴスペル歌手マヘリア・ジャクソンが電話口で歌うゴスペルに救いを求める。
同志たちとセルマに到着したキング牧師は一転、パワフルなスピーチで何百人もの聴衆を鼓舞する。彼の作戦は非暴力、ひたすらデモ行進と交渉だ。ただし真の狙いは、白人たちが法を踏み外すこと。そうすれば全国的なニュースになり、世論を掴めば、ホワイトハウスも動かせる。

有権者登録窓口の前に座り込むのは妨害行為だと逮捕されるキング牧師たち。アラバマ州知事のウォレス(ティム・ロス)は、人種隔離政策こそが理想だと堂々と宣言して行進を禁止する。窮地から同志に弱音を吐くキング牧師を再び立ち上がらせたのは、26歳のジミーの死だった。行進中に警官に射殺された彼は、せめて祖父が死ぬ前に投票に行けるようにと運動に身を投じていたのだ。

セルマからモンゴメリーまで80キロの行進を表明したキング牧師は、大統領に新法を通せば行進を中止すると交渉するが拒否される。州知事が絶対に阻止すると息巻く中、集結した525人の黒人が教会を出てペタス橋へと向かう。
2日目に歩くことになったキング牧師がテレビの前で見守る中、橋の向こうで待ち構えていた州警察と民兵隊が短い警告の後、警棒で次々と黒人たちを殴り倒していく。催涙ガスの煙に巻かれ血を流しながら泣き叫ぶ黒人たちの映像がニュース速報として報道され、アメリカ中の7000万人の人々が息を呑んだ。

「肌の色など関係ない。人は皆平等だと信じるならば共に行進しよう。」

キング牧師の呼びかけに応じ、全国から続々と人々が集まって来る。翌日、黒人と白人、男と女、大人と子供がしっかりと腕を組み、彼らは再び歩き始めた─。

メイン(1MB)

サブ1(中)

サブ2(中)

サブ3(中)

Share this Article
Facebookでシェア
Twitterでシェア
コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>