クラウトロックの元祖カンのドラマー、ヤキ・リーベツァイトが逝去

January 23,2017 | Category :  News | Tag :  Jaki Liebezeit,

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ドイツを代表する名ドラマー、ヤキ・リーベツァイトが亡くなった。

ドイツの伝説的ロック・バンドであるカン(Can)のオリジナル・メンバーであったヤキ・リーベツァイトの訃報を、カンの公式FBアカウントが伝えた。78歳、肺炎であった。

カンのドラマーとして有名であるヤキ・リーベツァイトだが、元々フリー・ジャズ出身のミュージシャンであり、1960年代にチェット・ベイカー、テテ・モントリューなどの大物と共演を果たし、ドイツのトランペット奏者、マンフレッド・ショーフのフリー・ジャズ・バンドの一員でもあった。1968年に結成されたカンには結成当初から在籍し、カンのアルバム全てでドラムを演奏した。プログレッシヴでアヴァンギャルドなカンの音楽は、パンク、ニューウェイヴ、エレクトロニック・ミュージックなど様々な音楽に影響を与えた。ジャズ・シーンで鍛えたヤキ・リーベツァイトのドラムの腕前はリズムマシンなみに正確、かつファンキーであり、前衛的なクラウトロック・サウンドの土台をしっかりと支えた。

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彼のドラミングがヒップホップでサンプリングされた例としては、『Can』の「Aspectacle」をQティップが「Manwomanboogie」で大胆に引用している。(ちなみに、去年のATCQのカムバック作『We Got It from Here… Thank You 4 Your Service』では、「Lost Somebody」でカンの「Halleluhwah」を使用している)。

カン以外の作品としては、デペッシュ・モード、ブライアン・イーノ、ノイ!のミヒャエル・ローターらの作品に参加しており、ドラムズ・オフ・カオスやクラブ・オフ・カオスといったユニットも結成していた。近年ではバーント・フリードマンとのコラボレーションが話題を呼んでいた他、今年の4月に開催されるカンのリユニオン・ライブに参加する予定であった。

ご冥福をお祈りします。

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