Jディラの秘蔵映像が公開 + ロバート・グラスパー、ビート・ジャンキーズらがトリビュートを発表 + Stussyから新Jディラ・Tシャツが登場

February 11,2015 | Category :  News | Tag :  Beat Junkies, J Dilla, Jay Dee, Robert Glasper, Soulquarians, Stussy,

Dilla-drums1

 

2月7日が誕生日であり、2月10日が命日であることから、毎年2月のこの週は、“最も偉大なるビートメイカー”と讃えられるプロデューサー/ラッパーのJディラ(aka ジェイ・ディー)を祝福したディラ週間、あるいは2月全体をディラ月間とし、世界各地でトリビュートイベントが行われ、世界中のDJ、ビートメイカー、ラッパーなどがトリビュート作品を公開する。他界してから早9年が経ってしまうが、依然このデトロイト出身のビート・マエストロが与えた影響は色褪せず、彼の死を惜しむ声は途絶えない。

今年も多数、Jディラに捧げたトリビュートや企画が公開された。その中でも特に注目すべきものに焦点を絞り、紹介しよう。

 

Common, J-Dilla, James Poyser LWFC Sessions (by Questlove)

 

2002年、ソウルクエリアンズ時代のJディラ、ジェームズ・ポイザー、ピノ・パラディーノらのスタジオ・セッション風景を捉えたホームビデオをOkayplayerが公開した。これは、コモンのアルバム『Electric Circus』制作時のセッションの様子。パーカッションにはザ・ルーツのフランク・ナックルズ、ベースにはピノ・パラディーノ、キーボードにはジェームズ・ポイザー、ギターにはジェフ・リー・ジョンソン、そしてドラムに、Jディラ。撮影を行ったのは、そのとき別のスタジオで『Phrenology』を制作していたザ・ルーツのクエストラブ。Okayplayerでは、クエストラブによる回想録が公開されている。

「…俺たちのサウンドは世界に広がり、いたるところで聴くようになっていた。するとJディラは全く躊躇をせずに、“違うことやろうぜ。他の奴らがネオソウルをやりたいなら、やらせておけよ。俺たちはリーダーだ。誰も行っていない所へ行こうぜ”と言った。コモンとディラは“クラフトワーク”をやりたいと言っていた。慣れたサウンドを離れて、エレクトロニックなことをやりたいと。(中略)だからコモンの『Electric Circus』はよりエレクトロニックなアルバムになったんだ。この動画からは、それが伝わって来ないけどね。こうやって俺たちのジャム・セッションはたいてい始まるんだ。とにかくジャムをし続ける。そして録ったのを聴きまくる。そして「これだ!」という魔法のような瞬間に出会う。それを磨いていって、曲が出来上がるんだ。この映像の40分後に、アルバムの3曲目の“Aquarius”の原型となるものを発見するんだ」

 

Robert Glasper – “Dillalude 3″

 

ロバート・グラスパーによる、Jディラの曲のカバーシリーズ、「Dillalude」の3作目となる音源が公開された。ロバート・グラスパー、ヴィセンテ・アーチャー、ダミオン・リードからなるトリオ編成での演奏であり、現在唯一生きているスラム・ヴィレッジのオリジナル・メンバーである、T3がイントロに登場。

 

J. Rocc & DJ Rhettmatic – “Get Live With It – The J Dilla 2 x 4 Tribute Mix”

 

ビート・ジャンキーズ所属のJロックとDJレットマティックは、LAに拠点を移した後のJディラと仲良くなり、2人ともJディラのライブDJとしてツアーに参加した経験を持つ。JロックはJディラとマッドリブのユニット、ジェイリブの3人目のメンバーでもあった。彼らはそれぞれ過去にトリビュート・ミックスを公開しているが、今回は2人でミックスを制作。4台のターンテーブルを駆使し、事前の話し合いはなしに、完全に即興でミックス・セッションを行い、そのベストな部分を公開したという。

 

 

Will Sessions — “HBDJD”

 

元スラム・ヴィレッジのエルザイによる『Elmatic』の演奏を手がけたことで話題になった、デトロイト拠点のバンド、ウィル・セッションズがJディラの曲をカバー。ジェイ・ディー時代のビートテープからの2曲をチョイス。フリーDL可。

 

J-Dilla x Stussy Tee

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JディラとStussyの3度目のコラボとなるTシャツが2月13日にRappcats.comとStussy.comにて発売すると、Rappcats.comが発表。

 

Manuvers x Sharpsound x Louie Arson – “Bangin’ Like A Dilla Instrumental”

 

先日マイアミで行われたJディラ・トリビュートイベント、Dilla Weekend Miamiの開催に合わせて、マイアミDJの3人によるミックスが公開。Jディラのインストのみを繋げており、彼のプロデューサーとしての才能をじっくりと味わえる内容になっている。

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