KUTIMAN “THRU TOKYO”

October 30,2013 | Category :  News | Tag :  

ポストYouTube時代のオーディオ&ビジュアル・プロデューサー。1982年、イスラエル、テル・アビブ出身。
世界中の誰かがYouTubeにアップした無数の映像や、自ら撮影した映像を素材に、常人離れした集中力と膨大な時間をかけてカット&ペースト&マッシュアップし、全く新しいインスピレーションあふれる作品を作り上げる、イスラエルが世界に誇る才能。2009年、クティマンは「Thru-You」をYouTubeにて発表。全世界の無名の人々によってYouTubeにアップされた無数の音楽演奏ビデオを素材にした、これまで誰も考えたことのないオンラインGroove。「Thru-You」は現在までに1100万以上のビュー数を記録し、「音楽の未来」「インターネットの新たなフロンティア」として世界中の新聞、雑誌、ブログに取り上げられ、Timeマガジンが選んだ「2009年のベスト50発明」に選ばれた。2010年にクティマンはニューヨークのグッゲンハイム美術館で開催されたYouTube展覧会で演奏を行っている。世界中の町を題材にした「Thru The City」プロジェクトでは、その町に暮らす様々なジャンルの音楽家たちの協力を得て、音楽演奏に加えて町の騒音や風景までを撮影し、マッシュアップすることで、その町のリアルな音を浮かび上がらせることに成功した。「Thru The City」シリーズはこれまでに「Thru Jerusalem」(イスラエル、エルサレム)、「Thru Krakow」(ポーランド、クラクフ)の二都市が発表され、最新作の東京編「Thru Tokyo」(明和電機やHIFANAらが参加)は2013年10月に高崎市で開催された「高崎音楽祭」にて全世界初公開された。現在、彼は2007年のデビューアルバム「Kutiman」に続くニューアルバムと「Thru The City」第四弾の「Thru N.Y」を2014年の発表にむけ制作中。 

 

Thru Tokyo Liner notes in Japanese
クティマンの最新オーディオビジュアル作品「Thru Tokyo」は、2012年の8月、彼が東京に一月間滞在し、純邦楽の奏者から、創作楽器や電子機材を操るアーティストたちと出会いを重ね、イスラエルで作り上げた音楽的なコラージュである。参加したのはオタマトーンなどの創作楽器で知られる明和電機、ターンテーブル&アサラトの人力ブレイクビーツ団HIFANA、MCの鎮座DOPENESS、元・犬式のギタリスト三根星太郎、純邦楽からは琵琶(塩高和之)、尺八/篠笛/能管(竹井誠)、琴(小林真由子)、小鼓/太鼓(石井千鶴)。クティマンは彼らが東京の様々なロケーション、都心のビル屋上や、無音のマンションの一室、重厚な仏壇の前、セミの鳴き声がけたたましく響く屋外などで演奏するのを録音撮影した。さらに渋谷の町角や浅草の路上、首都高などで、異邦人にとって魅惑的に違いない町のノイズを録音撮影した。そして、それら全てをテルアビブ郊外の町ヤッフォにある自宅スタジオに籠もり、マッシュアップし、一年近くかけて、一つの作品に凝結させ、新しいオーディオ&ビジュアル体験を作り上げた。「Thru Tokyo」は「東京を通じた」魅惑的でカラフルな旅路である。この作品はアメリカのテレビ局PBSのYouTubeチャンネルを通じてエクスクルーシブに配信される。

文:サラーム海上

YouTube

Thru-You

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