ミスター・マジックとマーリー・マールのラジオ番組の音源(1987年)が浮上

September 26,2014 | Category :  News | Tag :  Big Daddy Kane, Marley Marl, Mr. Magic,

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WBLSで放送されていたミスター・マジックマーリー・マールのラジオ番組、「Rap Attack」は、80年代のニューヨークのヒップホップ・ヘッズに多大な影響を与え、ライバル的存在であったDJレッド・アラートのラジオ番組と共に、ヒップホップ史に残る重要番組として語り継がれてきた。そんな「Rap Attack」の1987年12月18日放送回を録音した貴重なテープが、ストレッチ・アームストロングのコラムCassette Cultureで公開された。

途中、ミスター・マジックのトークを挟みながらも、大半の時間はマーリーの達人的な技術によるミックスショーがメイン。ラップのヴァースが終わる前から次の曲のインストをブレンドしたり、2曲を長尺でミックスし、その上にスクラッチを乗せるなど、非常にクリエイティブで巧みなライブ・ミックスを披露している。ランDMCの「Christmas in Hollis」、ビッグ・ダディ・ケインの「Word to the Mother(land)」や「Raw」、ビズ・マーキーの「Make the Music with Your Mouth Biz」、パブリク・エネミーの「Public Enemy No.1」、オーディオ・トゥーの「Top Billin’」など、現在クラシックと語り継がれている曲から、時の経過とともに忘れられた曲も続々と登場し、当時のヒップホップシーンの空気が体感できる貴重な音源となっている。後半にはビッグ・ダディ・ケインが登場し、ミスター・マジックのインタビューを受けたあと、スーパー・ラヴァー・シー&カサノヴァ・ラッドの「Do The James」のインストでフリースタイルを行う。まだラジオが最新の音楽と出会う最適の方法であった時代、この番組は多くのヒップホップファンの心を捉え、未来のスターたちに刺激を与え、多くのヒットを生み出した。

Wax Poetics Japan No.35はマーリー・マール率いるジュースクルー特集であり、ヒップホップの黄金期を築いた重要クルーにフォーカスした号となっている。

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