17歳のJディラの未発表デモ音源をアンプ・フィドラーが紹介

October 14,2016 | Category :  News | Tag :  Amp Fiddler, Boiler Room, J Dilla, Jay Dee,

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Jディラのビートメイク技術や、『Welcome 2 Detroit』の魅力を分析、解説するポッドキャストが配信された。

Boiler Roomのポッドキャスト『J Dilla: Welcome 2 Detroit Dissected』が配信された。これはBoiler RoomのJディラ関連ポッドキャストの第2弾となり、第1弾ではBoiler RoomのRaj Chaudhuriが『Donuts』を解説する回が放送されていた。

第2弾となる今回では、 BBEより2001年にリリースされたJディラの1stソロ・アルバム『Welcome 2 Detroit』がテーマ。ゲストにJディラにMPCでのビートメイキングの基礎を教えた張本人であるアンプ・フィドラーが登場。Jディラの代表作である『Welcome 2 Detroit』をリスニングし、そのアルバムの魅力を語ることがメインの趣旨だが、前半の30分はアンプ・フィドラーとJディラの出会いの話や、初期の頃のエピソードを貴重なデモ音源を交えて話している。

Jディラの愛機MPCとの出会いのきっかけを作ったデトロイトの大先輩 アンプ・フィドラー

アンプ・フィドラーと言えば、ジョージ・クリントン率いるPファンク集団の一員としてキャリアを積み、キーボーディスト、プロデューサー、シンガーとしてソロ作も多数リリースしてきたデトロイトの重鎮である。Jディラがまだスラム・ヴィレッジを結成する前、友人の紹介でアンプ・フィドラーの家に行き、アンプ・フィドラーに機材の使い方などを教えてもらい、ビートメイカーの道を歩み始めたのは有名な話。アンプ曰く、最初にJディラに出会ったとき彼はカセットプレイヤーでビート作りをしていたと言う。その頃と思われるローファイなデモビートが3:40、4:30などで聴ける。Jディラが最初にMPCで制作した曲「Ghost Town to the Break of Day」 は6:10に聴ける。その後も7:50くらいまで、4曲ほどデモトラックが続く。

その後はアンプ・フィドラーがJディラにもらったフロッピー・ディスクから抽出したファイルをMPC STUDIOを使って再生し、ベースだけ、ドラムだけ、上ネタだけなど分解していき、Jディラのビートメイキングの裏側を解説している。20:05では『Fantastic Vol.2』の「Intro」をかけ、アンプは「Jディラはベースを少し遅く弾くことが多いからレゲエっぽいって思ったね」とコメント。キーボードの音の違う部分をサンプリングし、それらを重ねてコードを作り、まるでキーボードを弾いてるかのようにパッドで演奏した彼を天才的だと評価し、「宇宙人だとしか思えないよ」とアンプは言う。23:13では「Get Dis Money」を分析。スネアはオンビートだが、ハットがテンポ軸の若干後ろで鳴っていることを指摘。27:00には未発表曲もかけている。

 

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