ヤシーン・ベイ、引退を宣言

January 21,2016 | Category :  News | Tag :  Mos Def, Yasiin Bey,

yasiin

モス・デフの名でも知られるヒップホップ・アーティストが、今年最終アルバムをリリースし、業界を去ることを発表した。

ことは1月14日に遡る。ヤシーン・ベイはエチオピアでのライブに向かうためケープタウン(ヤシーンは数年前からケープタウンに住んでいた)の空港から出発しようと「ワールドパスポート」と呼ばれる特種なパスポートを差し出したところ、南アフリカで効力がないと判断され、飛行機への搭乗が拒否された。更なる捜査が行われた結果、ヤシーン・ベイの妻や子供たちは観光ビザで南アフリカに入国しており、2014年にビザが切れ、不法滞在していたことが発覚(ヤシーン・ベイも米国のパスポートと観光ビザで入国し、頻繁に出入国を繰り返していた模様)。彼の家族は14日以内に出国することを命じられた。

カニエ・ウエストの公式サイトにて公開されたオーディオ・メッセージでは、ヤシーン・ベイはまずフリースタイルラップで今の心境を表現している。カニエの新曲である「No More Parties In LA」に“サウス・アフリカ”をかけ、「No More Parties In SA」というフレーズを連呼しながら、自身の潔白を主張し、南アフリカとの決別を宣言。ラップを終えたあともトークを続け、不当に留置され、犯罪者のような扱いを受けたと語っている。彼いわく「ワールド・パスポート」は過去に認められた実例があり、このように搭乗を拒否されるのには何か政治的な裏があるのではないかと指摘している。

引退宣言

しかしファンにとって何よりも驚きなのは、そのあとさらっと発表したボム。「今回の件に関連するものの、直接は関係しないが、ここで、音楽業界、そしてハリウッドから引退することを宣言する。今年最終アルバムをリリースする。それで終わりだ」。そしてカニエ、マッドリブ、タリブ・クウェリ、ア・トライブ・コールド・クエストやズールーネイション、そしてケンドリック・ラマーらへシャウトアウトをし、スポークンワード・ポエトリーでメッセージを締めくくっている。

ヤシーン・ベイは、マッドリブやマニー・フレッシュともアルバムを制作している話がここ数年で上がっていたが、それらの作品が日の目を見ることが今後あるかは定かではない。なお、彼のInstagramだとされるアカウントでケンドリック・ラマー、カニエ・ウエスト、Jコール、ルーペ・フィアスコらの名前が入ったトラックリストと思われる画像が公開され話題になったが、このアカウントは偽りである可能性が高い(ヤシーンはSNSをやっていないと以前発表している)。



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