Brownswoodが届ける、ユセフ・カマールのUK産新生ジャズ・ファンク

November 09,2016 | Category :  News Release | Tag :  Gilles Peterson, Yussef Kamaal,

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ヘンリー・ウーことカマール・ウィリアムズと、ユセフ・デイズがニュー・アルバムをジャイルス・ピーターソンのレーベルから発表した。

ジャイルス・ピーターソン主催のBrownswoodから11月4日にリリースされたユセフ・カマール(Yussef Kamaal)のアルバム『Black Focus』は、ヒップホップやR&Bというアメリカの音楽とジャズの親和性を追求する近年のムーヴメントとはまた違った視点で、ジャズの持つポテンシャルを探求している作品だと言えるかもしれない。

ユセフ・カマールとは、ヘンリー・ウー(Henry Wu)名義で22aやRhythm Sectionといったレーベルからハウスの12インチをリリースしてきたキーボーディスト/ドラマーのカマール・ウィリアムズ(Kamaal Williams)と、ユナイテッド・ヴァイブレーションズというコズミック・アフロビート・バンドでドラムを担当するドラマーのユセフ・デイズ(Yussef Dayes)からなるデュオ。ふたりともロンドン出身であり、Boiler Roomでのヘンリー・ウーのライブの際に単発バンドとして結成しセッションを行ったことがきっかけで、バンドとしてアルバムを制作するに至ったのだという。こうして生まれたのが、今作『Black Focus』である。

yussefkamaal-blackfocus

ヘンリー・ウーは豊潤でソウルフルなシンセを乗せたハウス・ビーツで知られており、ユセフ・カマールとしてのサウンドも彼の色彩豊かで浮遊感あるエレピ/シンセの演奏が特徴的。そこにユセフ・デイズの巧みなドラミングが組み合わさる。『Black Focus』のサウンドはハービー・ハンコック、ビリー・コブハム、マイルス・デイヴィス、マハヴィシュヌ・オーケストラといった70年代のジャズ・ファンクを彷彿させながら、ジャングルやグライム、ブロークンビートといったUKのクラブ・ミュージックを吸収してきた彼ららしいセンスが随所で光っており、ロバート・グラスパー、カマシ・ワシントン、テラス・マーティンらとはまた違った形でジャズを面白くしているユニットだと言えるだろう。デジタルはBandcampiTunesなどで購入可能。CD、LPは11月11日に店頭に並ぶ予定。

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