○★ナット・キング・コールの日本語版「ラヴ(L-O-V-E)」

Posted by     Masaharu Yoshioka | October 06,2014

○★ナット・キング・コールの日本語版「ラヴ(L-O-V-E)」

【Nat King Cole’s Japanese Version Of “L-O-V-E”】

日本語。

日曜日(2014年10月5日)新宿ストーンで行われた「吉岡正晴のライヴDJ&トーク@ストーン」ではカヴァーという切り口で特集をしたが、その中でナット・キング・コールのセルフ・カヴァーというか、日本語版をかけたところ、けっこう評判がよかったので、このことを少し紹介してみよう。

イヴェントでは、最初に英語のオリジナルをかけ、続けて日本語版をかけた。

https://www.youtube.com/watch?v=qJBgQfnRFus

https://www.youtube.com/watch?v=vQW6EzBZ5Vg

この訳詞を書いたのが、シンコー・ミュージックという音楽出版社の社長だった草野さんで、ペンネーム漣健児だ。

この曲の歌詞はこうだ。

『LOVE』(訳詞・漣健児)

Lと書いたらLook At Me
Oと続けてOK
Vはやさしい文字Very Good
Eと結べば愛の字、L-O-V-E
LOVEは世界の言葉
LOVEは二人の宝
愛し合えば明日(あした)も明るい
LOVE
LOVE Your Love
I LOVE YOU

それにしても、この言葉選びが実にうまい。

1960年代初期から、洋楽曲を広めるという意味で、洋楽曲に日本語をあてて紹介することが流行った。これは、シンコー・ミュージックという音楽出版社を率いる草野社長が、自社が管理する楽曲を広める手段の一つとして日本語をつけて、日本の歌手に歌わせ、それをヒットさせることによって、著作権が入り、音楽出版社が潤うという構図を生み出した結果の産物だった。

そして、これが結果的に洋楽と邦楽という点を線につなげることになった。

この曲はアメリカの作家のものかとおもいきや、なんと作曲したのはドイツのベルト・ケンプフェルト。作詞はアメリカのミルトン・ガブラー。

シングルも1965年1月にリリースされヒットし、アルバム『L-O-V-E』に収録され、リリースされたが、これはコールの生前最後のアルバムとなってしまった。彼は1965年2月15日、45歳の若さで肺がんのために死去する。

英語版、日本語版のほかに、イタリア語、フランス語、スペイン語、ドイツ語のものも録音している。

それらをうまくまとめたものがこれ。

https://www.youtube.com/watch?v=N_lrSxEhjkA

フランス語版

https://www.youtube.com/watch?v=xUUa2g_7B-I

■過去関連記事

http://blog.soulsearchin.com/archives/000030.html

ナット・キング・コールの日本語版「ラヴ」収録のアルバム

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ということで、昨日のトーク&ライヴDJの音源をあまり音はよくないですが、期間限定でちょっとアップしてみました。

https://soundcloud.com/livedjatstonevol2_2014100

ENT>ARTIST>Cole, Nat King
EVENT>Soul Searchin Live DJ & Talk At Stone>Vol.2

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